家に引きこもっていても、鬱々としてしまうだけなので、久々に、街まで散歩をしてみた。
羽を伸ばすという意味でも、気分転換って大切だなぁと思う今日この頃。
さて、今日はいつもとは違う、知らない道を通ってみようと、一本外れた道に入ってみると・・・小洒落た、子どもの絵本とおもちゃのお店を発見。
普段は、通らない道にこうしたお店を見つけるとワクワクするね。
入ってみると、そこには、絵本から大人向けの書籍、輸入知育玩具が整然と並べられていた。
もしかしたら・・・と覗いてみると、
その一角に・・・翼を休めていた。
メルセデス 300SL(1954)
初めてガソリン直噴エンジンを搭載、カモメの翼のようにドアを開閉する「ガルウィングドア」を採用した、SLの初代として位置づけられているモデル。このSLは独逸語で「Sport Leicht」=軽量スポーツを意味するのだとか。
興味深いのは、これはただ単に装飾としてこのように跳ね上がるのではなく、レースにおいて素早く乗降できるように考案されたということ。
300SLプロトタイプのシャーシは軽量化と強度確保を両立させる目的で、細い鋼管を組み合わせたマルチチューブラー・スペースフレームを採用した。この構造では上下のサイドメンバーが座席の脇を縦貫するため、ドア開口部の「敷居」にあたるサイドシルが高くなってしまった。そこで、レースでの最低限の乗り降りのため、跳ね上げ式ドアを採用することになった。レース参戦時にクレームを受けると、メルセデスチーム監督のアルフレート・ノイバウアは「ドアが横開きに限るとはどこにも書いていない」と主張して承認されたという。(wikipediaより)
なるほど! こういうエピソードって面白いなぁ。
白銀の翼を持つ姉妹は、眩しいほどに美しかった。