本当は
床に叩きつけて
首根っこひっ捕まえて頭押さえつけて
「お前が悪いんだー!!わかってんのか!!謝れ!!心から謝れー!!」
って狂ったように毒されている息子を怒鳴り飛ばしたい
でも
毒祖母に「親が悪い」と叩き込まれて
「可哀想に可哀想に」と言われて
“自分が悪い”という概念を失った子に
その声が
届くとは思えない…
もし届くなら1ミリでも自分の行いに疑いを持つはず
その1ミリが
彼からは見受けられない
本当に本気で冗談でもなく
“自分が悪い”とは思っていない
ルールを破ることも
「ルールを作るお前が悪い」
暴言を吐くことも
「俺を怒らせるお前が悪い」
宿題をしないことも
「俺をイラつかせるお前が悪い」
朝起きないことも
「起きる気分にさせないお前が悪い」
ご飯を残すことも
「食べる気にならない飯を作るお前が悪い」
全部「お前(母ちゃん)が悪い」と…
・・・
いやいやいや!!
目を覚ませ!!
毒祖母は
「親が悪い!!でも言うことを聞かないとあなたが損をするのよだから言うことを聞きなさいそのかわりおばあちゃんがあなたのわがままを聞いてあげるからだから母ちゃんの言うことを聞くのよ…我慢するのよ可哀想なあなた…(涙)」
って
子供を被害者に仕立て上げ、それを支援する祖母
という構図を作り出している
世の中で最も恐ろしい“名前のない毒”が息子を蝕んでいる
自分を助けてくれる祖母を悪いと思うわけはない
今の彼には“祖母は猛毒”
この言葉も届かない…
解毒には時間を要する
待つしかない…
フネ
あなたは虐待をしている。
自分の罪と向き合うこともなく
「娘に酷い目に合わされた」
そう憎しみと恨みを抱き死んでいくのだろう
憐れ。
自業自得だから仕方ない。
地獄でその罪と向き合えたなら
それはあなたへ神様からのご褒美だ。
「憎い〜憎い〜」
と憎しみ続けることは
それこそが
あなたに与えられた罰。