中学校でインフルエンザが流行中
学級閉鎖が何クラスも出てる
波平が
「頭が痛い。熱を測ったら熱がある」
「え?何度?」
「37.4度」
「・・・」
熱ちゃうやん!!
「熱ってさ、37.5度以上のことよ」
「誤差だ」
「じゃあもう一回測ってみなよ」
37.1度
15分後
36.9度
・・・
熱ちゃうやろ
食欲もあっていつもの量を完食
辛くて横になるわけでもない
「調子悪いなら今日は早く寝てね」
「うん」
いつもより30分早く寝てた
もっと早く寝ろよ
翌朝
「なんだか喉が昨日より痛い気がするから今日は休む」
熱は36.9度
1週間前に予防接種をしたばかりだけど
もしインフルエンザなら出席停止だし
家庭内隔離もしなければならないし
学校で流行しているだけに心配だ
早く薬も飲まないと効かなくなるし
意を決して母ちゃん仕事を休み病院へ
すると
「発熱や風邪症状のある方は別時間になります」
インターネットに載せといてください、その情報は
朝イチ並んで受付したのに、午後診療終わりがけの時間だって
待って待って待って検査して
「陰性でした」
「儂そうだと思った」
母ちゃんもそう思ってたよ
じゃあなぜ学校休んだ
医師に「熱が出なければ明日から学校はOKですか?」
「これね、2つの基準があって。世界でアメリカで言うとね、風邪症状がある。移しちゃいけないから休む。なんだけど、日本は割と大丈夫なら無理しても仕事しようって考えなのよ。かなりコロナで変わってきたけどね。法律で決められてる病気は休まなければならないけれど、今は検査結果は陰性だから、どういう基準で考えるかってことなんだけど。症状が悪化しなければOK」
2人になると
「な?儂、万が一にも広めちゃあかんと思って学校休んだ世界基準や儂グローバル世界を見据えてる〜」
それはよぉござんした
どこへでも羽ばたいていっておくれ
君が幸せなら母ちゃんは幸せ
…とそうなるためにも
しっかり勉強せぇや