病室の中に二人っきりである!
どう考えてもおかしい!
この異常な状況で、
僕がこの子は余命幾許も無いと考える気持ちを分かって欲しい。
そして映画「父ちゃんのポーが聞こえる」の少女と重ねてしまう。
難病に苦しみ、愛だけを支えに生きようとする少女の話だ。
僕はA子ちゃんに、
「頑張って!良くなったら何処でも好きなとこへ連れっててあげる」
「元気になって、好きなこといっぱいして、A子ちゃんに好きな人が出来て・・・」
ここでA子ちゃん首を僅かに振り、涙目になったので僕への好意を確信する。
以前から分かっていたが、子供が先生や、体操のお兄さんに抱く感情と同じだ。
そして、後悔することとなる一言を、
「10年くらいは、A子ちゃんのやりたいことやって、恋愛もして、そして、もし、
良い人見つけられなかったら、僕A子ちゃん待ってるから」
中学1年生の子供相手と思い、適当なことを言ってしまう。
ハッキリ言って、書いてて恥ずかしい。
事実、出来上がったものを全て削除して、簡素化した。
それから数日が経ち、
気になって姉に電話してみると、
「あ~、A子ちゃん昨日退院したわよ」とそっけない返事。
え~!
何だったの?重病じゃなかったの?と聞くと、
「そうなのよ、なんだか分からないんだけど、すっかり良くなったみたいよ」
「あっ、お見舞いありがとね」
・・・・・???
今ではA子ちゃん結婚して子供も出来て、バリバリにお仕事で活躍しています!
去年、姪の結婚式でA子ちゃんに会った時に、お嬢ちゃんの写真を撮り、
姉に渡しておいたら、A子ちゃん持っていったそうです。
その時の写真がこれ!
そんなA子ちゃんに一言
あの日以来、ず~と伝えようか迷っていた。
言い訳を星の数ほどではないが、いっぱい考えた。
一度だけ君のお母さんから姉を通して、
A子ちゃんを含む3人をスキーに連れっててと頼まれ苗場に行ったよね。
運転中の僕に君は、ものすご~い勇気を出して伝えた言葉があったよね。
僕は動揺して、あぶなく4人で天国へ行くとこだったよ!
返す言葉が見つからない僕は、君のピアスを見つけ話をすり替えたんだよ。
でも、次に会った時にピアスが外れていたら・・・。
*写真掲載のついて
この写真には10年もの間わたしに思いを寄せてくれた彼女に、
優しい言葉の一つもかけなかったわたしの本当の気持ちが込められています。
彼女がこのブログに気付いてくれることを、心のどこかで願っています。
そんな自己中な自分が情けないのですが・・・。