子どもの頃、反抗ばかりしていた私だが
それでも偶には、親に褒めて欲しくて、
喜んで欲しくて、自分なりに考えて、行動することがあった。

でも、全てが空回りして、喜ぶ顔を見るどころか
「なんでこんなことしたの!?」と怒られるばかり。
何が悪かったのかわからなくて、
「こんなことした」理由なんて言えなかった。
だって、正反対のことになったのに、言えるわけがない。


今日、ちょっと似たようなことが起こり
私は自分の行動の理由を説明できたけど。
準備したものが相手の行動でフイになってしまって
つい怒ってしまった。


あとから、怒った事について謝った。
その時自分ができないから、できる時間で
準備をして、親の手間を省こうとしていたという
行動をした動機までは言えなかった。

だって、結果的に、伝わらなかったのだから。
それについて怒るのは、私の独りよがりだ。

無償の愛を、与えることができる日は
くるんだろうか・・・。


前の職場の上司から、友達がやっているお店に誘われて
久方ぶりに外出をした。


もうすでに同僚ではなくなった私を
まだ誘ってくれることはとても嬉しいし
行きたい気持ちはとてもあったが、
家から準備をして行くまで
私にとってはとてもとても苦痛である。

行こうか行けるか無理か迷っていたら
弟に「誰でも外出の準備は嫌なもんだ」と諭され
やっとこさ準備を始めることができた。


本当はこの日までにどうしてもある物を買いたかったが
準備に時間がかかったため
残念ながら、その予定は未定に終わってしまった・・・(泣)



プロのリーダーと、サブリーダーが
一緒に曲を奏でてくれた。
サブリーダーの彼女は、慣れないギターを
この日の為に一生懸命、練習したそうだ。

その想いが伝わってきて、私も嬉しかった。
幸せな気持ちをもらうことができた。

暑い。
窓際に沿って置かれているベッドの上で
へたばっている私は七輪で炙られている豚肉のよう。
でも出てくるのは汗ばかりで、
脂も熱も体内に残ったままだ。

「強」のランプが光っている扇風機も
体力不足のようで、時折確認しないと、
弱風になっているかと思うほどヨレヨレ。

カーテン越しに射してくる太陽の熱に、
たまに起こされ、
朝早くから夜まで続く日射しに、
時間の感覚を狂わされる。
夜明け前から、明けて朝焼けが
光へと移りゆくその姿を
私は一生のうち、
何度見ることができるだろう。

朝日は毎日昇るけれど、
毎日見ることはできないと
暮れゆく夕日を眺めながら思った。


夜、見上げた空から、月はもう
視界から遠のいて
残光だけが残っていた。


ベランダに蕾をつけた月下美人が
ほころび見る月は、一生に一度の
一番輝かしい月なのだろう。

だから、精一杯の姿で見られるように
彼女らは月に向かって大きく花弁を開く。

2008-06-23
訓練校で2月に受けた試験の結果が、やっと届いた。

送迎してもらい、点滴を打ちながら通った時期
・・・奇跡的に6つとも合格していた!

訓練校の友達に休んだり、遅刻した間の内容を教えてもらい
兄に、勉強用にソフト購入の軍資金を出世払いで借りて
父に送迎してもらい、試験費用は母が立て替えてくれた。
通院先には午前中に点滴が終わるよう我儘を言って
そして数少ない友達には、励ましや元気をもらった。


試験に合格したからといって、すぐ仕事が見つかる訳ではない。
そして、1ヶ月に6つの試験の勉強をしたので
もはや内容も頭の中に残ってない。


残っているのは、合格証書と、みんなへの感謝。

勉強は勿論したけれど、私一人の力では
訓練校に通い続けることすらできなかった。

つい忘れがちになってしまうけれど
いつもいつも、家族や友達に支えてもらって

私は生きている。生きていられると思う。
「自律神経失調症って書くと落とされるよ」と
面談後に主治医に言われたが
週5日勤務の所に週3日で働きたいと思うからには。
もし、急に休む羽目になったらと思うと。
書かずにはいられなかった。

履歴書にすでに記載されていたのに
代表取締役の人がわざわざ面接してくれたのなら
それだけでも嬉しい。
しかも、こんな事まで言ってもらえた。
「職務経歴書がこれまで見た中で
一番しっかりしていたから会ってみたかった」

結局、不採用になったけれど、病気の事だけじゃなくて
面接の態度にも問題があったかもしれない。

技術も全然足りなくて、少しずつでも
自宅で勉強していこうと思う。
ちょっとずつ。ちょっとずつ進んでいこう。
朝7時頃に起きるように努力している。
ベッドの横にある窓のカーテンをずっと開けていて
朝日が身体に当たるようにしたり。

夜、ある程度の時間横になっていても眠れないなら
7時まで待って、ベランダで日光浴しながら深呼吸する。
身体がふらつかなかったら、ちょっとストレッチ付き。

そのまま夜まで頑張って起きていたら
割とすぐにリズムは調いそうだが
いつも昼頃からの睡魔に勝てない。

目覚ましをセットしても、鳴っていたことさえわからない。
鳴っている音が聞こえても、身体が動かない。
どうやら寝ると、睡眠薬の効力が出るらしい。


しかし、夜、寝るときに飲んでも、
2~3時間で目覚めてしまう。
夜の10時に飲んでも、真夜中の2時に飲んでも一緒。


いくら頑張ろうと思っても、真夜中に襲ってくる恐怖感は辛くて
前回の診察で、中間型の睡眠薬を追加してもらった。
その日はぐっすり眠って、朝も起きられて、この調子だと思っていた。

でも、忘れていたのである。
どんな長期型の睡眠薬でも、私の身体は
1日で耐性ができるらしいことに・・・(泣)

2日目からは起きたのが2時間後で、
目覚まし時計の表示を疑ったが
携帯を見ても一緒なので、私の目の容疑は晴れた。


今回の薬をもらうとき、薬に頼りがちなことを
主治医に微妙に指摘されたが(言葉を途中で止める先生)
今度行くとき、昼間起きていられる薬が欲しいと言ったら
まあ、却下されるだろうなあ・・・。

真夜中、眠っている家族の気配を感じながら
自分だけが取り残されているような気分になる。
朝陽が輝くなか、入道雲が
綿を幾重にも繋げたように分厚く織られている。
作られたオブジェのように動かない。
離れた青い区画にしなやかに
月が浮き出ていた。

朝陽を浴びにベランダへ出た。
深呼吸をしながら空を見ると
飛行機雲が朝陽に照らされて
大きな流れ星のように輝いていた。

とても悲しい出来事があって、かなり落ち込んだ。
けれど、友達の励ましもあって、私にしては驚異のスピードで
理性も感情も感覚も、納得して受け入れる事ができた。

ただ、無意識と身体が、
どうやらまだついてきていないらしい。
昼間は、やりたいことが
ぼんやりと浮かび始めてきているのに
月の周期はひたすら乱れて、
夜は理由もなく涙が出てくるし、
自分がいらなくなる。

真夜中に起きているのが怖かった。
自分が何をするかわからず、
恐怖感と「助けて」という想いだけが
溢れ出していた。
意識を落とす為に薬を飲んでも治まらない。


だから外に出る事にした。
ものぐさだから外せない用事を作ればいいのだ。

リズムが狂って、ずっと昼過ぎにしか起きられなかったけれど
眠れないなら眠らないで起き続けて
ベランダで、朝陽と風を浴びて、深呼吸をする。
外の世界はいつでも綺麗だ。
でも、1日だって同じ日はない。

人もきっと、夜に一度消えてなくなり
朝陽と共に新しくなるんだろう。

夜に想いが強く重くなるのは、
消えゆく前の残像がうつるから。

昨日と同じ自分はいない。


そして世界はたくさんの贈り物を届けてくれる。
晴れの日には鮮やかな色彩を帯び
曇りの日には涼やかさと風を流し
雨の日には大気を浄化し潤いをもたらす。

世界から創られた人も、同じ。
晴れやかな時は、明るい笑顔を与え
曇る想いは、静けさと新しい風を心に与え
あふれる涙は、心を浄化し潤いを与える。

人は生きているだけで、毎日この世界から、
素敵な贈り物を、与えられているんだ。