夜、眠る時泣いてしまう。悲しんで。

それはきっと相手への思いやりではなく、
自分への思いやりや思い込みなんだろう。


時々、思うのだ。私は「愚かなアーシャ」なのかと。
零れ落ちゆく水を見て悲しむだけで
今残っている水を大切にしていないのではないのか。


でも、残った水を選ぶことではなく
零れる水さえも欲しい。
私の本質は、きっと強欲で我儘なんだろう。


桶のどこが壊れているかさえ分からないまま。
だからもしかしたら、零れていなのではないかと考えてしまう。
どこが壊れてしまったのか捜しつづけて
その場から動けない。


零れ去るのが、この涙ならいいのに。