皆さん、こんにちは~!パリ個人旅行案内のNOTRE PARISノートル パリです。(*^▽^*)

 

月曜日から降った雪が未だ溶けぬ土曜日の夜に、チェンバロ コンサートが行われました。

チェンバロというと、18世紀の楽器というイメージなんですが、14世紀のオーストリアから有ったそうですね。

16世紀のヴァージナルとかその後のエピネットとか、、、中世の絵画に描かれている楽器も色々ありますね。

18世紀の頃のシャトーには、必ず音楽の間があって、チェンバロとハープが演奏されていました。

マリーアントワネットもナポレオン ボナパルトの妻ジョゼフィーヌも、皆、チェンバロやハープを演奏していた時代です。

そんなチェンバロも18世紀後半から強弱がつけられるピアノに人気が移っていくのですね。

 

20世紀になると、チェンバロが、見直されて、数少ないですが、現代にいたっています。

前置きが長くなりましたが、こんなチェンバロは、現在貴重品なんですね。

 

こんなチェンバロのアトリエは、フランスには2つしかありません。南仏の方と、もう1つがパリ11区のVON NAGEL氏のアトリエなんです!

知る人ぞ知る、クラッシック業界の有名人VON  NAGEL=ヴォン ナジェル氏は、フランスのTVでも紹介されています。

80歳以上かと思います。なんせ、ドイツ人の彼が、パリにやってきて、パリに自分のチェンバロ工房を開いてから、55年にもなるのです。

 

未だに、若い人達に、技術を教え、若いチェンバロ演奏者の為のコンサートを彼のアトリエで行っています。

招待客50人位が座れるかどうか?というアトリエでコンサートが無料で開かれています。

日本人客は、私達だけ。毎年、寄付しているお陰?で、招待状が定期的に届きます。

 

今回は、モスクワ1990年生まれのANASTASIA ANTONOVA演奏でした。

バッハを5曲ほど。何を演奏したかは、プログラムの写真をご覧下さい。

若いですが、素晴らしい演奏で、目を閉じると、粗末なアトリエが、ヴェルサイユ宮殿に変わりました!

至福の時ですね♡

 

 

これがアトリエ

 

チェンバロは、鍵盤が黒だったり2段になっていたり、色々あります☆

ANASTASIA ANTONOVA

クラッシック業界の有名人VON  NAGEL=ヴォン ナジェル氏

 

 

これがチェンバロ     色々な色やタイプがあって、面白いですよ~♡

素晴らしい絵画を依頼する事も出来ます♡

 

 

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