昭和の台所の器たち
お店の商品を日々探していて、思うことがあります。
素朴で、丈夫な生活道具を生み出す作り手さんが
日本には沢山いるんだなぁ~と。
京都の山下透さんの器もその一つ。
飴色の大きめな粒々に懐かしさを感じます。
イメージは 【昭和の台所】
この丸くてシンプルなプレート、
料理を引き立ててくれる器であることは間違いなし。
永く付き合っていく器を選ぶときに、大切なことは
実は、食卓以外の場所でのこと。
沢山の、作り手さんとお話をさせていただく中で、
「目利きのコツ」の一つとして何とな~く掴めてきた事です。
 「洗いやすいか」
 「重たくはないか、軽すぎやしないか」
 「自分の食器棚のどこにどう収まるのか」
そういった観点でも
この京都の山下透さんの器は、優等生なのです。
特に重ねたときの収まりが美しい!
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便利なもので溢れている現代だからこそ、
ひたむきな、作り手さんたちの手仕事が今見直されています。
近頃、「民芸」ってことばよく耳にしませんか。
この国の人が何千年もかけて作り出した、
この国の気候や風土、
この国の地形産物に沿った、
快適な暮らしの道具。
私も掃除には箒とちりとりを使ったり、
食事のときは、民芸品の器を使ったりしています。
案外心地良かったり、楽しいものです。
和のスタイルをちょっとだけ取り入れてみませんか?
<2014.3.23>