イノシシの話 その2 | 奥能登の魅力発見!!~石川県輪島市を中心に~

イノシシの話 その2

さらにイノシシの革も革にするために洗っていきます。なんと毛の方にたくさんのノミやダニがついています。マダニのようなものもたくさん付いているのでもう恐ろしかったです笑しかし洗わないとしょうがないので洗いました。

1日ですべて出来ると思ったら大間違い。全然できません。

そしてまた電話がかかってきました。大きなイノシシが取れたので解体するから見においで!となんと呼ばれたところは山の奥深く。そして寒い。人もいない。

言われたとおりの場所へ行ってみるとなんとおじさん2人とイノシシが宙ずりになっていました。

まず肛門の周りを切っていきます。内臓を出すのです。肛門から中身が出てきたらやっかいなので肛門周りが取れたら中身が出ないようにビニールでくくっていました。

ちょっとづつきっていってでろーんと内臓がでてきました。そしてちょっともう忘れてしまいましたが内臓を取り除いてトラックに乗せて移動しました。

 学生の時に内モンゴルに行ったときに草原の上での羊の解体は見せてもらいましたがその時もあまり好きではなかったので積極的には見れませんでした。なので生き物の解体をみるのはこれで2回目ですがイノシシの目を見てしまうと申し訳ない感じがします。

メスです。

そして大きい。解体場所は移動して宙ずりにされ皮をどんどん剥いでいきます。白い油がたくさんです。

おじさん2人は上手に皮を破らないようにしていました。

で、サクサク解体していってまた肉をもらってしまいました。

 

この間の最初に貰った肉にまだ手をつけていないのにまたもらってしまったのでようやく最初の肉を食べなければならない!!と思いました。そしてタイミングを見計らいどうにか塊を分けることに成功しました。ついでにスライス肉もたくさん作って消費しやすくしました。

塊だとなかなか消費できませんでしたがスライスにして冷凍庫に入れておくと旦那さんも自分で料理するときにその肉を使うようになりました!!

そしてうちの冷蔵庫の肉は、イノシシの肉しかなくなりました。

昆虫クラブでは毎回野菜を持ち寄り皆でスープを作っていますがそこにイノシシ肉も入れていくようになりました。

また、よく豚肉の塊で自分のお母さんが作ってくれた紅茶煮が大好きでした。それをイノシシでやってみるととてもおいしい!!!

いろいろ食べたら普通の肉なのでびっくりしました!

どんどん普通の料理に取り入れていきます。が、なんかずっと食べてたら気分的に飽きてきました。

フェイスブック等に掲載したら肉を食べたい!という意見が!!

 

そして肉が全部なくなるころまた電話がかかってきました!今から解体するからおいで!と!!