西教寺から公人屋敷へと向かいます
坂本は延暦寺の里坊で
穴太衆積みの石垣をめぐらした寺が並ぶ
里坊とは比叡山で修行を積んだ僧侶たちが
天台座主の許しを得て
住み込む隠居坊のこと
そんな風情のある
美しい景観の町を歩く
１１：５５ 公人屋敷（旧岡元邸）
江戸時代、延暦寺の僧侶でありながら
妻帯と名字帯刀を認められた
「公人（くにん）」と呼ばれた人たちが住んでいた住居
公人たちは
比叡山の治安維持や
寺領からの年貢の徴収、
大名からの寄進の管理、
物資の供給、人足の手配などを行い
延暦寺の運営などを支えてきました
屋敷内にはいろいろと展示されていて
当時の公人たちの暮らしぶりが分かります
５月だったからか
武者人形や兜が飾られていました
坂本城跡へ向かいました
JR坂本駅を通り過ぎ
そういえば、お昼食べていない
お店を見かけたら入ろう・・・
しかし、歩いても歩いてもお店がない
すごく歩いたような
目的の坂本城跡に着いてしまうのでは
と思っていたら
あった、らーめん屋さんがあった 
創業昭和三十八年の
ちゃんぽん亭
滋賀県民のソウルフードなんだって
そのソウルフード
近江ちゃんぽんをいただきました
「黄金だし」と「たっぷり野菜」
なんだか私の故郷のソウルフード
８番らーめんに似ている
と思った
美味しくいただきました 
明智塚
ちゃんぽん亭から歩いてすぐのところにありました
先に歩いていた夫は気づかず・・・
城内と推測されるこの場所に
光秀の供養塚と伝わる
こんもりとした塚がありました
１３：２０ 坂本城跡公園に到着
目の前は琵琶湖
光秀の像
坂本城は、１５７１年の比叡山焼き討ち後、
信長の命により光秀が築城
安土城に次いで
絢爛豪華なお城だったそうです
七本柳の鳥居
日吉大社の大宮三和明神が
大和から唐崎を経て、
ここから坂本に向かったという伝承の地
志津ヶ池
この霊水は光秀が坂本城で
茶の湯を催したときに使ったと伝えられています
１４：００ 唐崎駅に到着
ちょうどよい時間でした
１４：０５発の京都駅行きに乗り
京都駅へ・・・
つづく
