
一の池
敬慎院正面右側に続く
回廊をくぐります

日朗上人がこの池のほとりに立ったところ
池に七面大明神が龍の姿で現れたと伝えられています
池そのものが信仰の対象となっています

敬慎院からお上人さんのお声が聞こえてきました
はっきりとは聞き取れませんでしたが
「お気をつけくださいませ~」
とおっしゃったように思います
私たちが見えなくなるまで見守っていてくださったようです
感謝


二の池

奥之院に向かう途中にあります
一の池よりは小さいのですが
たくさんの木がそびえ立っていて
趣のある風景です

影嚮石(ようごうせき)
しめ縄が張られた
大きい石です
この石のところに七面大明神が現れたと
伝えられています
石のまわりを7度
南無妙法蓮華経と
唱えながら廻ると
ご利益があるそうです

奥之院
影嚮石の前にあります

奥之院前からの富士山もとても綺麗です

影嚮石の裏手の道を下って行きます
またまた原始の森を歩きます ヾ(@^(∞)^@)ノ

20分ほど歩いたでしょうか
大きい立派な御神木が見えてきました

御神木
イチイの大木です
昔昔のその昔
木こりが倒そうと斧を入れたら
血が流れ出たので
この木には神様が宿っている
と伐採をやめたと言われています
またまた山道を登り
元の道に出ます

和光門をくぐり
前日と同じ表参道を下りていきます
途中、
二人のお上人さんがおばあさんを囲んで
ニコニコしながらベンチで休んでいました
このおばあさん
夜のお勤めのとき、
腰をかがめながらお焼香するときも
やっと歩いていました
足を痛めているおばあさんを
若きお上人さんが交代で
背負って下山されているようです
登山も背負ってこられたのでしょうね
きっと・・・
信仰ってすごいですね
101回も登拝しているおじいさんもそうですが
この七面山に来ることが
生きる
ということなのでしょうか

いや
生かされていることへの
感謝のために
登拝するのでしょうか

15年ぶりの七面山でしたが
また違った気持ちでの登拝でした
心静かに
自分自身を見つめ直せて
これからの人生もゆっくりながら
歩いていけると思いました

赤い所が今回のコースです
前日と同じタクシーの運転手さんが迎えに来ていました
このまま下部温泉へと向かいます

