どうも釣り人Bです爆笑






本日はリップルフィッシャーさんから2020年発売されたランナーエクシード110Hのインプレをしたいと思います。


そもそもリップルフィッシャーさんとは何ぞや?


そう思われる方も多々おいでると思いますので、まずはそこから紹介したいと思います。


実際のところ、恥ずかしながら私もランナーエクシード110hを手に取るまで知らないメーカーでした。


創業は1997年の安心と信頼のメイドインジャパンのロッドメーカーです。


GTやマグロ、ヒラマサなどのモンスター級だけではなく、シーバスやライトゲーム等のロッドも手がけています。


また別注ではありますが、カラーリングも可能としております。


ブランクカラーは全11色、スレッド・ピンカラーは全8色と、自分好みにカスタマイズも可能となっております。


ただ金額面が少々張るのと、納期が最短で10ヶ月かかります。



さてリップルフィッシャーさんの説明は簡単に終わらせて、本題のランナーエクシード110hに移りたいと思います。



スペック

Length : 11.0ft
Line : PE4 ~7
Lure : 40~130g
DragMax : 9kg/45°
ClosedLength:1720mm
Weight:341g



スペックはこのようになります。


注目点は…全部ですニヤリ


まずは商品名にも記入されている通り、こちらの商品はプラグ特化型のロッドとなっています。


その中でもダイビングペンシルに重点を置かれ、ティップが非常に柔らかいため操作性に優れています


もちろんポッパーやミノーに関しても問題なく使用できます。


ならメタルジグは?


これに関しては…使用した事がないため判断はできませんが、まぁ問題はないと思います。


ただ上記に記入した通りティップが柔らかいため、キビキビしたシャクリは期待は持てないと思います。


あくまで想像ではありますがスローな誘い、ナブラに遠投してからのただ巻き程度と思われます。



さて長さは11.0ft(全長3370mm)で長めのロッドとなっています。


突然ですがロングレングスのメリットは何だと思います?


足場の高い磯場での操作性飛距離


その二点は当たり前とし、最大のメリットは安全性だと私は感じております。







極端で申し訳ないのですが、例えばこの2枚の写真です。


私がメインで釣りをしている石川県の輪島では秋頃から波が高くなり、荒れに荒れるとこのような光景は珍しくもありません。


休日だから釣りに行くのではなく、まだ海が比較的に穏やかだから釣りに行く。


そんなフィールドとなっています。


さて、ロックショアをする方なら知っているとは思いますが、波には周期が存在します。


明確な時間は時と場合で異なりますが、15分なり30分なり、一定の時間ごとに高波が起こります。


今まで何ともなかったのに突然びしょ濡れになった!そんな経験は誰しもあると思います。


つまり濡れている地面は波がくる事になります。


多少服が濡れるぐらいなら釣りに問題はありませんが、高波に飲まれたら釣りどころか命の危険さえあります。


そうならないように安全な場所で釣りをする必要があります。


そのためのロングレングスだと私は考えています。


あくまで石川県の話であり、他の県ではどうかは分からないため、参考程度とお考えください。




少し脱線してしまいましたね。


次はラインについてです。


主にロックショアでは根ズレの事を考えて太い番手、PE4号以上を使用する方が多いと思います(対応していなくても微々たるオーバーなんて気にしない!そう言ってしまえば終わりなのですが…ガーン)


意外にもプラグスペシャルのロッドでPE6号が対応しているロッドは少ないです。


有名どころでは、


ヤマガブランクスさんのブルースナイパー106HプラグスペシャルではMAXで PE5号。


ゼナックさんのデューロ100HペンシルもまたMAXでPE5号。


シマノさんのコルトスナイパーエクスチューンS106XH/PSはMAXでPE6号ですが、S106H/PSはMAXでPE5号。


となっています。


つまりPE4〜7号と幅広く対応しているのは強みと言えると思います。



次はルアーウェイトですね。


スペックでは40〜130gと幅広いウェイトに対応し、私も実際に色々なウェイトを試してみました。


私が使用した感じでは下は30gからでも十分に飛距離は出ました。上はごめんなさい。130gを超えるプラグを所持していないので使用感は不明ですえーん


ただ100gのプラグも十分に振り抜く事ができますので、みんな大好きなマリアさんのラピードF130(30g)〜F230(100g)を気持ちよく操作可能です。


その中でもルアーウェイトの中間(80g前後)が個人的に最も操作性や飛距離などが良かったと思いました。



最後にロッド重量についてです。


ロッド重量は341gと非常に軽量となっています。


私はランナーエクシード110hと組み合わせているリールはシマノさんのステラSW14000XGで重量は675gとなります。


その2つの重量を足しても脅威の約1kgですびっくり


軽すぎです。もはや不安さえ覚える軽さです。


リップルフィッシャーさんのHPにある説明にも「まさに羽が生えたような」と、中々にロマンチスト溢れる比喩がありますが、それは比喩ではなく本当にその通りです。


私も気合を入れて3、4時間ほどプラグを投げ続けた日がありましたが、疲労感はそれほど感じる事はありませんでした。


もし仮に重いと感じたのなら、まずは筋トレから始めた方が良いかもしれませんガーン


きっとヒラマサの突っ込みにロッドではなく、体が耐えれないかもしれませんえーん




さてさて、ここら辺でデメリットも紹介したいと思います。


11ftのロングレングスを褒めたのですが、まさしくここにデメリットがあります。


2ピースロッドだから半分にして持ち運ぶには長い!


足場のいい磯場だからロッドカバーなんて不必要!


それならデメリットはなく、ハッピーなままインプレ終了です照れ


と、言いたいところですが、デメリットは他に1点あるので最後まで目を通して頂けると幸いです。


話を戻し、個人的の意見としましては、磯場に行くからにはロッドケースは必要だと考えております。


いえ、訂正します。


ハイエンドモデルにはロッドケースは必要です!


考えてもみてください。


高価だからと悩みに悩んで、ようやく手にした納得のいく最高のハイエンドモデル。


それが自身のミスで折れた時の絶望をガーン


考えただけでも背筋が凍りますえーん


ただ11ftともなるとロッドケースも選択肢が少ないのも確かです。


だけど大丈夫です。


センスのいいセミハードケースがございますグラサン



私もこの商品を使用していますが、セミハードなので耐久性は抜群です。


磯にガシガシぶつけても中のロッドが破損する事はありませんし、何よりセミハードなのでハードに比べて随分と軽量化されており、肩に担いで持ち運べるので両手も空いて移動も非常に楽ですおねがい


商品に対してではなく、購入サイトについて一つ注意する点があります。


ぶっちゃけるとドレスさんのHPで購入した方が安いです。


こちらの商品は大型配送の部類に入るため、楽天さんにしてもAmazonさんにしても送料分の値段が張りますが、ドレスさんだと送料無料で約1万円で購入できますニヤリ



次のデメリットですが、人気モデルのため手に入りにくいです。


残念なことにリップルフィッシャーさんの取扱店は多くありません。


そのため私も購入の際は通販でと思い色々と調べましたが、どれも見事に売り切れの文字えーん


ダメ元で通販のサイトに問い合わせたところ「取り寄せになります。納期は未定で最短でも半年は軽くかかるかも」との事でした。


だけど大丈夫です。


手に入る方法はございます。


通販がダメなら取扱店に連絡してみて下さい。


取扱店(プロショップ)だと意外にも在庫はありますグラサン




さて、ランナーエクシード110Hのインプレもここら辺で終わりたいと思います。


あくまで個人的なインプレなので実際に手に取り、高価な買い物なのでプロショップなどで相談してみるといいかもですニヤリ


長々と最後までありがとうございました爆笑