ベジャールと20世紀バレエ団が深く関わった映画

ドンさんがラストに素晴らしいボレロを踊った映画が

再びスクリーンで上映されます😆


まだまだ、だいぶ先なんですけどね。


こちらで劇場と日時をチェックできます。


クロード・ルルーシュ監督

『愛と哀しみのボレロ』


人生には二つか三つの物語しかなく、それは残酷なほど繰り返しやってくる。


その人生の“繰り返し”に、モーリス・ラヴェルのボレロの“繰り返し”を重ねたのだと思います。


ネタバレしない程度に紹介しますと


ヌレエフ、カラヤン、エディット・ピアフ、グレン・ミラーをモデルとした人々が登場します。

ドンさんは、ソ連から亡命したヌレエフ役です。


クロード・ルルーシュ監督は、当初ヌレエフ自身に演じてもらうつもりで、本人に会ったのですが……


ヌレエフは「ボレロは使うな」「ベジャールを介入させるな」と、要求したため監督はイライラし、交渉は取りやめ😅


ジョルジュ・ドンが演じることとなりました。


ヌレエフよ、監督をイライラさせてくれてありがとう。


おかけでドンさんの素晴らしいボレロが映画に刻まれました(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)


一方で、ベジャールとの仕事はとてもスムーズで、その仕事の早さには助けられたようです。



監督とベジャール

ドンさんは戦争に行った父親と、後にボレロを踊る息子と二役です。

登場人物が多すぎたり、また同じ役者さんが親と子の両方を演じたり、ちょっとわかりにくいですが


この方は一役で出てきます。



ユダヤ人夫婦が強制収容所に連行される途中、子供だけでも助けたいと思い、捨てるのです。



🌟戦後、その子と会えるのかどうかが、ひとつの見どころです(⁠●⁠´⁠⌓⁠`⁠●⁠)🌟


ピアフをモデルとした人物を演じたエヴリーヌ・ブイックスは、当時ルルーシュ監督の公私に渡るパートナーでした。



他にも、音楽を担当したフランシス・レイも、黒メガネをかけてこっそり出演。

何気に何度か出てきます。



20世紀バレエ団からリタさんも


ヤン・ルガック(リタさんの彼氏)


 映画予告