ベジャールに入団を断られながらも、どうしても諦めきれず、ブリュッセルに行こうと決めた16歳のジョルジュ•ドン。


ドンさんには、ハッキリとはわからないけど空白の期間があったようで、テアトル•コロン付属のバレエ学校は既に卒業していたけど、コロンのダンサーにはなっていなかったようです(オーディションに落ちたようなニュアンスの記事を読んだことがありますが、訳があっているかどうかは自信がありません)

その、ダンサーとして空白の期間、テレビの仕事をしたり、家の雑貨屋の手伝いをしていたのだと思います。

そして、この先俳優になるか、ダンサーになるか(再びオーディションを受けるか?)迷っていたところにベジャールバレエ団がやってきた。


行きたい、でもお金が無い、家は貧しい

そこで名付け親であるApoloおじさんに相談したら

「いくら必要なんだ?」と。

おじさんはポケットからお金全部を出してくれた。

それがドンさんに必要な額と全く同じだった。

それで旅立つことができたのです。



↓ドンさんの直筆
家族の名前の横に「APOLO」と書いてあります。
大切な人なんですね。


“バレエ学校卒業後すぐはコロンのダンサーになれたかった”

“ベジャールに入団を断られた”

この2つから推測するに、ドンさんがベジャールバレエ団入団当時はろくに踊れなかったというのは本当なのかもしれません😅

ドン「ベジャールは最初、私に冷たかった(笑)」


1ヶ月、別な仕事をしながら毎日ベジャールの元に通い、バレエ団がレバノン公演に向かう直前男性ダンサーが病気になり、その穴を埋めるために急遽入団を許されました。


そして、、、

『春の祭典』を上手く踊れず、ベジャール激おこです😅


真ん中で顔も見えないのがドンさんみたいです。

中央右がベジャール