「子どもを守るためには、東北地方の農産物を出荷するな」発言に抗議の一関市長にメールが殺到 | 苺ぷりん★のDon't play with fire!

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放射能について調べた事をUPしています。

東北の農産物は食べないで捨てるべき
放射能がどんなものか?を長年熟知し、訴え続けてきた者とそれを風評被害と捉えてしまう者の思考のずれを感じます。
被災地の方々の復興への弛まない努力は踏みにじりたくはない。しかし、事実はメルトダウンと言う世界的大事故であることをなぜか忘れているような気がいたします。
生まれ育った場所で一生暮らしたい。その気持ちは誰だって同じ。しかし、このような状況から踏まえるとそこまで固執しなくても良いのではないだろうか?
起きてしまった現実を見つめて命を最優先に考えて行く事が必要だと思います。
デモが起きたりするのも当たり前。
もはや国家を信用するものなどいない。自分を守るのは自分で情報を収集して行かなければならない世の中。


武田教授vs一関市長 国と東電はリング外で観戦?
 2011年9月12日 10:20 

東北の農産物は食べないで捨てるべき
中部大学の武田邦彦教授は9月4日、テレビ番組で東北地方の野菜や牛肉について「健康を害するので捨ててもらいたい」と「子どもを守るためには、東北地方の農産物を出荷するな」と発言した。

原発事故後も農業を営む東北地方の農家から抗議の声が上がり、これを受けて岩手県一関市の勝部市長が武田教授に抗議のメールを送った。

直後の7日朝から同市には抗議のメールが殺到。多くは市長の対応を非難するものだったという。

中部大学教授 武田邦彦様

あなたが、9月4日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」に出演中、一関市の名前を出しながら、今生産するのが間違っているとか、畑に青酸カリが撒かれた、青酸カリをのけてから植えてくれ、東北の野菜とか牛肉を食べたら健康を壊す、などと発言したことに対して、地元自治体の首長として強く抗議します。

あなたは、発言を取り消すつもりはないとも語っていましたが、本当に取り消す考えはないんですか。それを確認の上、今後の対応を考えていきます。    
岩手県一関市長 勝部 修

(一関市長から武田教授へのメール・武田教授ブログより転載)

「畑に青酸カリをまくようなもの」
武田教授が同発言を行ったのは大阪の読売放送で放送された「たかじんのそこまで言って委員会」。

同教授は「一関には放射性物質が落ちている。子どもは東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」と述べ、国が責任を持って除染すべし、と主張した。

一関市長への返信の中で武田教授は、セシウムは青酸カリより2000倍毒性が強いこと、一般的に猛毒として知られていること、などから例に挙げたと述べた。

また一関市を取り上げたのは、ホットスポットがあり、すでに汚染地域として認識されている福島以外で汚染度の高い地域だから、と答えている。

子どもを守るためには東北の農産物を出荷しない
武田教授は発言の真意として、「子どもを守るためには、東北地方の農産物を出荷するな」ということ、と述べている。

東北の農産物に個別の汚染度表示があれば、それぞれ安全かどうか判断できるが、産地しか表記されていない。また国の暫定基準値がもともとの基準を大きく上回っているため、検査に合格したものも安心とは考えられないため、としている。

国が根拠を示さず短期間で制定した暫定基準値を「安心・安全」の基準と考えられるかどうか、が双方の考えがすれ違うポイントだ。

健康への影響ではなく、賠償額など経済性のみを基準にこの数値を定めた国家の罪は重い。

欧米諸国から「文明国とは思えない」と批判されている有り様を恥じるべきだろう。