『片付く家づくりの相談室』 あらいゆきこです。
昨日は主人に子供たちを預けて、お片付けサポートに行ってまいりました。
帰ってきてみると、リビングのおもちゃはしっかり片付いていて、寝室の布団が三つ折りされていて感激!
うちの夫と子供たちもようやくここまでできるようになったか~
クローゼットに何着の服をかけられるか計算できるんですよ!
昨日は電車の中で『人生が変わる片づけのルール』という本を読んでいました。
散らかる原因やモノの付き合い方など、収納を工夫すること以前の大切なことについても書かれていて、なかなかオススメの本です。
ここで目に留まったのが、ハンガーにかけた時の洋服の厚さについて。
コートやスーツなど厚みのあるモノ→幅40㎜
シャツやパンツなど→幅20mm くらいだそう。
(ハンガーや生地の厚みによっても異なるのであくまで目安)
つまり、
コート3着、スーツ6着、シャツやパンツ50着持っていたとすると
コート120㎜+スーツ240㎜+シャツやパンツ1000㎜=合計1360㎜
「一般的な1畳サイズのクローゼット(内寸幅1680㎜くらい)には余裕で入るな♪」
ということが分かるわけです。
ご自身の持っている服の量から、必要なクローゼットのサイズを逆算することも可能ですね!
L字型にハンガーパイプを設置しても意外と入らない!
ウォークインクローゼットの間取りでよく見るL字型の配置。
エクセルで書きました(笑)
ハンガーパイプの長さは2倍ですが、収納量は2倍ではありません!
しかもコーナーの部分が取りにくいんです!
ここに追いやられた服は次第に忘れられ、何年も着ていないものが溜まったとすると…
実際着ている服は、実はハンガーパイプ1本分なんじゃないの!?
ということになりかねませんね。
何のために倍の広さのクローゼットを作ったのやら…
L字型クローゼットを活かすコツは?
思いついたものを挙げてみます。
①コーナー部分のお洋服はオフシーズンものか、特別な時にしか着ないものをかける
・今の季節(冬)なら夏物のワンピースで畳んでしまいたくないもの
・冠婚葬祭用の服 など
②ハンガーパイプは1本のみにして、収納棚を設ける
こうすると、取りにくいお洋服の数が減り、棚には畳んで収納する服や下着、バッグを並べて置くことができます。
③枕棚の高さを上げて、ハンガーパイプを2本にする
身長158㎝の人でも手を伸ばせば、高さ200㎝のパイプに服をかけられるのだそう。
パイプ2段と1段の両方作れば、丈の短いお洋服の収納量は約2倍になり、丈の長いお洋服をかけるスペースも確保できます。
ですが、コーナーのお洋服が取りにくいのは変わらないので、①のような使い方も併せて考えてくださいね。
ブランコハンガーなどで2段にすることもできます♪
S字フックなどを使って自分で作ることもできますよ!
まとめ
何着の服をどうやって収納したいかをしっかり考えると、必要なクローゼットの形やサイズが分かってきます。
そのためにまず服の要・不要を分けるところからスタートですよ!
参考になれば幸いです。
一人じゃできないよ~という方は、お片付けサポート&収納相談をご利用くださいね