5月中には第四弾に行こうと思ってたのにまさかの『体調不良』なる珍現象が発生して後半はお仕事以外ヒキコモラー化してましたですこんばんは
たいしたことなかったんですがちょっと長引いたので周囲からもビックリされて少しは心配してもらえてると思ったのに皆さん口々に
「ゲリラ豪雨くるんじゃね」「また中央線が止まるやろ」「歳だな」etc
………
ステキな仲間たちに囲まれてとっても幸せでございますわ
(皆さまも体調管理にはお気をつけ下さい
黄金週間中は基本お仕事だらけでしたけどこどもの日がポンと空いたので前日の長野県某所での現場終わりにそそくさと出発して
最近定宿化しつつある中央道双葉SAに21時前に着くと入口から詰まってて満車状態でしたが割とすんなり入れて
このSAがリニューアル工事中なのを知ってたので事前に買っといた夜食を車内で食して22時を回ってもまだ満車状態が続く中いつの間にか寝落ちって
翌日は4時半くらいに走り出して甲府南ICからR358中道往還を進んでって上九一色からはr113〜林道折八古関線をどんどん上って
(折八古関線は20年以上前に走ったことあるはずなのにほぼ記憶なし
新八坂峠(1,157m)を越えてすぐの退避スペースに5時半頃に到着して今回はここを基点に三方分山・釈迦ヶ岳・蛾ヶ岳を歩いてみます
ン年越しにやってる(のに中々進まない)『御坂尾根を端から端まで歩くんだ』の一環で当初は下界から自力で登るつもりだったんですけど
あれこれコースを考えてるうちに尾根上区間だけで15km歩くことにしちゃった結果体力的時間的に厳しそうなので日和って車でここまで来ちゃいました
まだヘタレの身だし連日仕事の疲れもあるし翌日も現場なので無理はしないのですってことでご勘弁いただき最初に三方分山へ向かいます
てくてく…🚶
林道を10分ほど歩くと登山口があってここから尾根上まで登るんですが標高差わずか50m程度10分弱のこの区間がこの日イチバンの厄介案件で
当然整備した形跡はあるし人が歩いた痕跡もあるけど何ともバリルート風情で急だし滑るし朝イチからこれはちょっと
ここを登った所がヌケド峠(1,143m)でもうひと仕事終えた感でしたがスタート直後なので気を取り直して尾根を南へ進んでって
えっちら登ってくと『登山道』標識だけが立ってるピークに着いて往路では気づかなかったけどここがトリノ山(1,288m)だったんですね
そのピークを越えて表札的なものが一切なかった三ッ沢下降点まで降りて緩やかな登り返しを朝日を浴びつつせっせと登ってって
新八坂峠から1時間20分くらいで三方分山(1,421m)山頂です
まだ7時過ぎってのもあり人の気配がなかったのでゆったりと富士山&精進湖を眺めてお次は来た道を戻って釈迦ヶ岳の番になります
三ッ沢下降点を通り過ぎてその先のピークに立つあの『登山道』標識の脚に手書き標識が括りつけられてるのに気づいてここがトリノ山なのを確認して
さらに進んでヌケド峠の先には地味に急坂が待ってて20分くらい頑張ったら分岐があって御坂尾根自体は西へ続いてて
その逆を少し登った所が釈迦ヶ岳(芦川釈迦ヶ岳/1,271m)山頂でした
釈迦ヶ岳って言うと黒岳と鳥坂峠の間にも同名異山があり8年くらい前に登ってて眺めもよくてその点ではあちらに軍配が上がるか
(御坂尾根には節刀ヶ岳・雪頭ヶ岳と2つの『せっとうがたけ』もあってややこし
逆にこちらは木々に囲まれちゃってますが漂うマイナー臭が心地よかったのでベタって座って一服ご休憩させてもらって
落ち着いたところで今度は尾根を西へ進んで蛾ヶ岳に向かいます
さっきの分岐を過ぎてそのまま降りてくと数時間前に通った新八坂峠で法面の上に立てばこれから歩いてく尾根とその先に南アルプスがどーん
『予想外な展望台』だったのでありがたくホゲーっと眺めてから法面を梯子で降りて林道を横切ると下り坂になってまして
ここを降りた所が八坂峠(1,088m)なのでこれってつまり「今行程の最後の最後がこの坂を登るってことなのね…」
まぁ先のことを気にしても仕方ないしとりあえず目指せ蛾ヶ岳なのよ
木々越しですけど左手には三方分山から天子山地に続く尾根が見えて右手には昨年末に歩いた滝戸山の尾根の続きやその向こうに甲府盆地も少し見えて
そんな感じで景色は微妙っちゃ微妙だしこの日も気温は高めでしたがかなり優しい尾根道が続いて風もそこそこ吹いてて1,200m前後の地だといい塩梅で
あと思ってたよりも虫さんが少なくてとても助かりました
八坂峠から30分くらいでアンバ峠(1,092m)らしき所に着いたのにここの手書き標識も往路では気づかずスルーしちゃって
この辺りの尾根は妙に広々としててこういう所はガスったりすると迷いそうだけどこの日はお天気よかったから新緑が映えるし開放感もあって気持ちよかね
もちろん迷わずに進んでくと今度は標識が立ってる所に出たので「ここが地蔵峠なのかしら?」だったのにまず目に入ったのが『栂の峠』の文字
一瞬脳内が「?」で埋まりましたが地蔵峠(1,098m)で間違いないようです
ここには樹齢推定500年の大ツガさんが出迎えてくれてかつては甲府盆地からも見えるくらいの存在感があったそうな
峠の大木って言うとここからほど近い鴬宿峠のなんじゃもんじゃの木を思い出してこういった『峠+大木』ってアイテムは昔は重要だったんでしょう
なんじゃもんじゃの木は台風で倒されちゃったけどこちらは出来るだけ長生きしていただきたいですね
(つづきます)
残堀川沿いを歩いた時以上のおさんぽ感でさすがに貧弱過ぎたと自分でも思ってます