この間は甲斐國某所でのお仕事の合間に某丘陵を訪れて数時間でしたが意外と面白い時間を過ごせましたですこんばんは
地味な展望台に立ったり子供たちの元気な声がする公園に行ったり「久しく誰も歩いてないじゃろ」な道を歩いたり古墳に登ったりでまた近場の穴場を発見
お仕事以上に満足さんなのでした(お仕事はちゃんとこなしたんですよ
2月の半ばくらいから「またあそこのお弁当食べたいな」て思ったりしてついでにドライブでもしようかってなって
そのうち「いい加減ちょっとでも歩かなきゃ」となって考えた末に群馬県某所へ向かうことに決めて当日は9時前に出発
⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン
いつもの道をいつも通り走って秩父市内で用事を済ませてさらに走って志賀坂峠を越えてR462からr46に進んでって
このr46はずっと急坂なんだけど特に塩沢ダムの先から2km程度は容赦ない坂で下りる時はギア1速でもどんどん加速しちゃうくらい
こんな坂を上って塩沢峠からは御荷鉾スーパー林道ですが只今絶賛冬眠中
でも予想通り完全封鎖されてなく実際に走ってる方もいらっしゃるのでここは自己責任の上で走らせてもらって
12時40分くらいに西御荷鉾山西登山口(1,051m)に着きました
リハビリ第一段として今回はここから尾根伝いに西御荷鉾山と東御荷鉾山を歩いてみようと思います
西御荷鉾山は前に中央登山口からピストンしたことはあっても尾根は歩いてないし東御荷鉾山はそもそも登ってなくていつかまとめて歩こうと思ってた場所
もう13時ですけど「短時間でサクッと歩ける静かなお山」なのです
正直これがリハビリになるとは思ってませんが2ヶ月ぶりに登山靴を履いて今日は絶対にコケないぞ
てくてく…🚶
この日は北風がめっぽう強く尾根上を歩いてるとあっちゅー間に手がかじかんでくるけど道が尾根の南側についてる所が多くそこだと少しお気楽モード
お天気自体よかったんで風が直撃しなければさほど寒くないし時期的にも葉が落ちてるから木々だらけでも明るいし
ただその落ち葉が足元に積もってるので滑って滑ってさぁタイヘン
まぁ急な所はほんの少しで基本なだらかな登りが続いてく感じのまま登山口から40分ほどで西御荷鉾山(1,286m)に到着
山頂部分は下界からも判るくらいに草木が刈り取られてるから眺めは地味だけどとってもよろしいでな
浅間山も見えましたけど上の方しか白くなくて寂しいねって思いつつベンチに座って本日のメインイベントです
秩父豚みそ丼本舗『野さか』豚みそ丼弁当(並/¥1,200)
冒頭でも少々触れましたが今回は「野さかの豚みそ丼食べたいな」がそもそもの発端で「どこで食べようかね」「眺めよくて静かな所よね」となってって
そしたら西御荷鉾山が浮かんで「じゃあリハビリも兼ねて歩いてみるか」に展開してったのでいわばこっちの方がこの日の主役
たいへんおいしゅうございました
ところで野さかさん、長い間弁当販売のみでしたけどやっと店内での飲食が復活したそうで今のところ平日のみのようですが嬉しい限りです
食べ終わったら投石(ナゲイシ)峠に向けて尾根を降りますね
西側と違い東側は階段が整備されててありがとうなんですけど苦手だし落ち葉に埋もれてるからさらに歩きづらくてなかなかツライ
たまに滑りつつ30分ほどで林道と合流してそこが投石峠(1,016m)
その少し先に東御荷鉾山の登山口があって元々ロープでよじ登るような斜面らしいのに見事なくらい落ち葉に埋もれてら
ロープ使って強引に登ったこの取り付き地点がこの日イチの厄介案件でしたがここをクリアすれば後はえっちらおっちら
ただ道が全般的に細くて少々危なっかしい箇所もあったりちょっと急登もあったり落ち葉だらけなのもあって気を抜いてるとずっこけそう
ここも尾根の南側を歩くことが多く途中の釜伏山(1,184m)も巻いてって1時間くらいで東御荷鉾山(1,246.2m)に着きました
西さんほど開けてないしお隣だから眺めも変化ないですけど西さんを上回るマイナー臭が漂ってて心地いいです
一服しながらベンチで寛いでると15時半になってたので戻りましょうか
登ってきた道を降りてって釜伏山への踏み跡は見当たらず帰路もスルー
まぁ釜伏山自体は眺めもなく小さな標識があるだけみたいですがせっかくここまで来たから寄りたかったんですけどね
細い道をコケないように降りてって最後の難関はすべり台の如く尻餅状態で滑り降りることで無事着地成功
あとは林道を歩くだけですけど舗装路だし中央登山口までの地味な登り坂がなにげに辛かったな
中央登山口には駐車場があってその反対側に立ってるのがバカでかい『三叉の鉾』で日本武尊やら弘法大師やらが絡んでてあたしゃ判らんて
そこからさらに20分くらい歩いて西登山口に戻りました
オツカレチャ━━━━( ´∀`)━━━━ン!!!!
ご休憩込みで4時間ほどブラブラしたっていう「これでリハビリか?」なのは重々承知の上で「お山はいいな」「尾根歩きはいいな」だったし
なにより美味しくお弁当を食べられたからいいのです
そろそろ暗くなるし翌日も朝早いから帰りますがどこを通っていくかを全然考えてなくて塩沢峠でボーッとしながら悩んで
この時期は走れる道も限られるし「行ってみたら通行止め」もよくあるのでいろいろ面倒くさくなって結局来た道をおとなしく戻って21時には帰宅
西御荷鉾山からの眺めはいいしこの時期は山頂以外からの眺めも楽しめるし東御荷鉾山のマイナー感はなかなかのレベルだし
予想通り西さんでも東さんでも誰にも会わず熊さんにも遭遇せずで西上州の地味さをさらに味わえてたのです(バイクと車1台ずつには遭遇
メインの豚みそ丼は安定の美味しさで早く店内で出来立てをがっつきたい
距離7km程度・標高差270m程度っていうプチさんぽでしたがリハビリ一発目だしこれはこれってことでお許しを…
ところで☟西御荷鉾山西登山口の前にある看板なんすけど…
「至 南牧」はいいとして「至 軽井沢」てあえて記す理由を誰か教えて下さい
(おしまい)
袴腰、西御荷鉾山ときて次はどこで豚みそ丼弁当を食べようかしら