学校の帰りに立ちよった商店街。
その商店街の1角で、私は呆然と立ち尽くしていた。
「・・・・・・・・」
先程まで行われていた「SIREN」のライブ。
そこで「SIREN」が歌っていた曲が、リズムが、歌詞が、頭に強く焼き付いていた。
『叫べ
「僕はここにいるよ」と
叫べ
「僕は生きているよ」と
壊れた心をかき鳴らせ
示せ
僕達(ぼくら)の存在を』
別にずば抜けて歌が上手いわけではなかった。
別に演奏の腕が飛び抜けているわけでもなかった。
それでも、私の目に映った「SIREN」は確かに輝いていた。
さっきぶつかった女の子も、まるで別人のように真剣に歌っていた。
他のメンバーも、全力だった。
まるで、あの曲に全てを込めているかのように。
「・・・・・・あ」
そこで私は、辺りが暗くなり始めている事に気がついた。
「もうこんな時間か…」
とりあえず、今日は帰ろう…、受験勉強もしないといけないし。
私は商店街を出て、家路についた。
既に、高校受験は目前に迫っていた。
そして、月日は過ぎていき・・・。
4月、私は無事に志望校に合格し、晴れて高校生になっていた。
そして、今日は高校の入学式。
「~♪」
これから始まる新しい生活に期待を膨らませながら、式場である体育館に向かって歩いていく。
「えっと、私の席は…」
確かこの辺だったはず…。
「お、あったあった」
『君島奏』と書かれた紙が張ってある椅子を見つけ、腰をかける。
「おおー…」
目に映る全ての光景が新鮮で、私のテンションは高くなっていた。
その時、
「隣、失礼しますね」
と声がして、誰かが隣に座った。
「あ、どうぞー」
礼儀正しい子だな…そう思ってその子の方を見ると、
「・・・・え・・・?」
そこにいたのは、白い髪に赤い瞳の、女の子。
そう…あの日、商店街でぶつかった、「SIREN」のギター&ボーカルである、あの女の子だった。
私が女の子を見たまま固まっていると、向こうも私の視線に気づいたらしく、私の方を見て、
「・・・・・・へ?」
と、間の抜けた声を発した。
その後一瞬、静寂が訪れる。
そして、
「「あああああああっ!!??」」
声を揃えて、互いを指差して、同時に叫ぶ。
この日、この瞬間が、私の愉快で奇怪な物語が始まりを告げた瞬間だった。
――――続く――――
どうもるかでs((ry
こんばんわ。
さて…。
書く事がありません。
あとがきでこんなに行き詰まったのは初めてです。
まああとがきだからいいけどねっ((
なので今日はこの辺で。
ばーいノシ