学校のChromebookの返却がもうすぐだという。
今月末で初期化。
卒業までの約一週間は端末なしの最後の授業となる。
初期化にあたって、その端末でつくったパスワードとかあったら別にしとかないと忘れちゃうよ、と息子に言ったらそういうことはやってないから大丈夫と。
ただ、淋しいなとは言っていた。なんだかんだで2年半一緒に過ごした端末だから。
4歳離れた長女のときにはそういうシステムはなかった。たぶんこの次男が初めて。
コロナ禍もあって急速にIT化が進んだ。まあ2020年を過ぎたら遠隔授業なんかもやらなくなったけど、授業参観に行くとそれなりに端末を自然に使った授業をしていた。聞くと、音楽で音声データを吹き込んだり、国語数学の提出物を出したり、社会理科で(公的機関のHPで)調べものをしたり、という用途にも使っていたらしい。結構じゃないか。タブレットじゃなくノーパソだったし、ITに無縁だった子供がパソコンに慣れるくらいの役には立っただろう。
しかし、子供の何よりの楽しみは子供同士で連絡を取り合うことにあった。当初はチャット機能もフルオープンで大喜びでわちゃわちゃやっていたが、先生方も状況に追いついたのだろう、次第に規制が入るようになり、手段はどんどん断たれていった。そんな中、息子はなんとかしてやろうと抜け道を一つ発見、ヘンな手段で友達と連絡取り合ってるのを見て「たいしたものだ」と感心してしまった。デジタルネイティブはこうしてハッカーになっていくのか。
実際のところICTがどう役に立ってるのかわからないが、授業を受けるフリをしてインターネットできるのは確からしい。たいくつな授業のときはイイと思う。
私のノーパソはHPです