彼の一貫した姿勢は、「何が善いことか」という
いわば企業の絶対的存在価値の追求である。
企業とはどのようにあるべきか
それを製品にどのように具体化して反映させるのかを意識し
開発に携わる技術者と徹底して議論を繰り返していた。
口癖のように言っていたのは
「お客さんのために」
「世の中のために」
であって
ひたすら経営効率と利益追求以外に語る言葉を持たない経営者とは一線を画していたのである。
「本田宗一郎氏について」
最近このようなリーダーが少なくなってきているのではないでしょうか。
仕事で本気で熱くなれることは素晴らしいことだと思っていますが、最近どこか冷めた人が多い気がします。