指導者というものは、常に心を働かせていなくてはいけない。
もちろん、それは四六時中仕事に専念しろということではない。
それではとても体がもたない。
だからときに休息したり、あるいはレジャーを楽しむこともあっていいと思う。
ゴルフをするなり、温泉に行くのもそれなりに結構である。
しかし、そのように体は休息させたり、遊ばせたりしていても、心まで休ませ、遊ばせてはいけない。
お湯のあふれる姿からも何かヒントを得るほどに、心は常に働いていなくてはならない。
全く遊びに心を許してしまうような人は、
厳しいようだが、指導者としては失格だと思う。
松下幸之助
仕事のオン/オフの議論は多々あると思いますが、人生において長い時間を占めている仕事のことはオフの日でも完全に離れることはできません。休暇中でも何かしら仕事のことを考えているものです。しかし、とある大先輩から完全にオフの日を過ごせないのは仕事をするうえでバランスが悪くなると、話しを聞かされたことがあります。完璧なスイッチを持つコンディションが必要なのか疑問ありますが、心身ともに仕事に向き合っている時には心まで遊ばせることは出来ない性分であります。