来年4月入社(2007年卒)の求人活動がはじまりました。新卒者はいま現在大学3年生なのですが、この時期はいまだ自分が社会人として何がやりたいのか、どんな自分になりたいのかビジョンが不明瞭であります。ましてどうあるべきかなんていうのは遠い話し・・・の学生がほとんどです。最近は入社後1年ほどで約半数は辞めてしまうような状況ですが、残留組に言えるのはしっかりとした考えを持っているということです。あとは、全く考えのない者も残ります。これには困りますが。
勤務時間が長いことや莫大な業務をこなすのが大変であるなど表層上の事象にとらわれ過ぎて、個人の容量オーバーして辞める者も多いです。会社を辞める前にいま一度考えて頂きたいのは、表層上の業務から離れたところから自身を見て下さい。ということです。サラリー獲得することは大変なことは当たり前であり、その大変さは自身を成長させることにつながるものであると思えるし、楽して儲けることは永久には続かない。自分を成長させることはない。と私は考えています。
学生もこの時期から具体的に就職活動しなければならない状況はいかがなものかと思います。私などは遊んでバイトして遊んで・・・をくりかえしていましたが、たくさんの貴重な経験や、いまや絶対にできない激動の日々がたくさんあり、無駄な時間ではなかったと思い返せます。なんとなく就職活動をまわりがしているからはじめるのであれば、いまやりたいことを馬鹿のように突き進む方がその先の人生においては重要かもしれません。対応する企業側にもいえることですが、例年にならって時期がきたから求人活動するのでは本来ないはずです。具体的な必要人財があり求人するのはごく当たり前なはずです。
なんとなくで行動するのはやめるべきと感じております。