きみのその耳はじつに味わい深い
ほのかな桜色
つきたてのお餅のような耳たぶ
きみのその声だって同じ
柔らかく深みがあって
時には鈴を振るようで
きみの生き方だって
味わい深い
時に狐のように少々ずるがしこく
時にマリア様のようにぼくを抱きしめ
時にドンキホーテのごとく猪突猛進
君は詩なのだと気付く
神さまが一生懸命書いた
それなら
ぼくも神さまの詩なのだろうか?
そうであった欲しいとねがう
いやぼくと君だけではなく
世界中のみんなが
神さまが四苦八苦して
ねじり鉢巻で書いてくださった
ひとつの詩だ
と今日から考えることにする