前回、般若心経全文を載せたのは自分の頭の整理のためでもあります。
「空(くう)」は般若心経において最も大事なワードです。
このブログのタイトルでもあるように
「なにもないけどすべてある」
という意味ではやはりこの「空」という文字はぴったりだと思います。
目には見えないけれどなくては生きていけない「空気」などはそうですよね。
英語版般若心経では「empty」と訳されていました。
「からっぽ」という意味です。
西洋的な考えでは「ないものはない」わけで「ないのにあるはおかしい」ということになるんでしょうね。「空(くう)」のようなニュアンスの言葉がないように思います。
「0(ぜろ)」を発見したのがインド人というのも妙に納得してしまいますね。
「空」は「0」とも言えるかもしれません。
それについて興味深い数学(これは算数レベルかな?)の計算があります。
0÷0=?
の答えは何だと思いますか?
私は「当然0だよ」と思っていましたが、
0÷0=1
という答えもあるのです。
2÷2=1
1÷1=1
のながれでいくと、
0÷0=1
になるのでは?という話です。
それどころか、次に紹介する動画では、その答えは、
「どんな数字にもなる」
という、まさに「ない」が「すべて」という内容でした。
「空(くう)」と「0(ぜろ)」どちらも奥が深いですね。
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