ぶらり横浜美術館
深夜TVにて、松井冬子さんという
新鋭日本画家の特集番組をたまたま見て興味をもち
現在その方の作品が展示されているとのことで横浜美術館へ。
茂木健一郎・はな・角田光代・荒木経惟4人が創る『わたしの美術館』展
茂木さんの選んだ作品のひとつが松井さんの
《世界中の子と友達になれる》 2002年 181.8×227.8cm
である。
TVの画像では確認することができなかった
細部に描かれた、ある部位に衝撃。
そこをあえてアップで撮影しなかったのか
私がたまたま見逃しただけなのかは不明。
もったいをつけるようですが、
TVでは気づかないように、故意に仕組まれた可能性もあり
それはもしかすると作者の意思かもしれないので
ここではあえて記さないでおこうと思う。
ちょっと迷ったけど、足を運んで現物にふれて良かった。
決して心地よさをもたらすような作風ではないけれど
表現された痛みにふれることによって得られる安心感?
のような共感できるような感覚を覚える。
カタルシスとかいうのかな。
当然難しい批評はできる訳ないので、そんな感じ。
時にこういうグロテスクな作風を好む、自分の精神状態って
一体いかがなものかと自問したくもなりますが
いろんな気持ちが渦巻くことは、きっとごく普通のことだと信じてます。
絵画に限らず、自分の気持ちを何らかの形で表現する技法を持ち
しかも、それが社会的に評価(賛否両論あるとはいえ)されるって、
凄いことだなあと。
一方、はなさんの選んだ作品は
「見ていると心の中でくすっとほほえんでしまうような絵を選びました」
とおっしゃる通り、微笑ましいものでした。
ピカソが海岸で、息子をだっこして微笑む図は私もお気に入りで、
実家の部屋には、そのポストカードが今でも貼られたままです。
「市長が選んだこの一点!」
この軽快なコピーが妙にツボでした。