気品って何だ
今日の最高気温15℃。
ぽかぽか春らしい陽気でした。
通勤路に生け花道場があり、その生垣で四季折々の花木が楽しめる。
今は白と桃色の梅の花が満開。ほのかな香りもまた一興。
朝の電車で車両点検により20分程の遅延発生。
通勤快速のはずが途中で各駅停車になってしまった。
いつもに増して、ギュウギュウ詰め込まれた電車の車両。
私都合の定刻からズレた朝の風景は、いつものそれと感じが異なる。
そんな普段の空気と異なる朝。
きれいな女の人とすれ違った。
姉妹かな。
二人の身長はヒール込みで170cm以上のスタイルの良い等身。
ひとりはセミロングのウエーブかかった髪型。
一方もウエーブがかった髪だが、ショートヘア。
共に知的で品の良い上等そうな身なり。
都会では、いかにも高級そうな服や装飾品を身につける人を普通にみかける。
私のような田舎者にとって当初
雑誌からそのまま飛び出したようなそんな人たちがとても新鮮だった。
しかしこのふたりが、ことさら私の気を惹いたのは
そのしぐさや、かもしだす雰囲気が何とも上品な様だったから。
「雅子さま?」
そうだ。
そんな品のよさが感じられた。
ちなみに‘セレブ’という言葉の指すそのイメージは
昨今地に落ちきった感じです。
庶民のしたたかさか、マスコミの悪行のなせるワザか。
角を曲がって来たそのふたりが並んで歩いていたところ
ショートヘアの側が立ち止まり、微笑みながらその鞄の中を確認。
セミロングの方も歩みを止め何か話しかける。
そしてショートヘアの方がひとり
笑みをもらしながら、もと来た道を引き返していった。
何か忘れ物でも思い出して、家へ引き返したのかな。
焦っている状況かもしれないのに、やんわりとしたしぐさで
笑みまでたたえ、余裕が感じられる。
あの人たちも、あの満員電車に乗ったりするのかな。
想像できない。
いや、そんな妄想するなって、ひとりボケとツッコミ。
例によって影響を受けやすい私なので
しばらくはその品のよさを見習い
とりあえず背筋を伸ばしてキリキリと歩いてみた。
が、付け焼刃のそれには無理があり
いつの間にか普段どおりの私に戻っていました。