今回は直近の参議院議員選挙をもとに都知事選を占うこととする。

 

 読売・日経・毎日が都知事選世論調査結果が公表した。

(読売新聞)766人の回答。回答率59%。約5割が小池氏を支持し、宇都宮氏が約1割、山本氏が1割弱の支持を得ている。小野氏は新宿区や港区など都心部の有権者の1割強の支持を得ている。

(日経新聞)都内の有権者474人からの電話調査、回答を得て、小池氏がリードしており、続いて宇都宮氏と山本氏がそれを追っています。

(毎日新聞と社会調査研究センターの全国世論調査)小池 51%,宇都宮氏が10%、山本氏が8%、小野氏7%、立花氏が2%

 この調査自体、サンプル数が500~800人程度。統計学を知らずとも、このサンプリングが如何に御粗末極まりものかはお分かり頂けるであろう。各紙多少の差はあるが、前回予想したよりも小池の得票が伸びて50%となっている。

 

 さてここで直近の参議選比例区の結果を元に、各候補における政党支持の得票を当てはめてみよう。因みに参議選の投票率は51%。

 

   自民党  公明党  国民民主    計
小池ゆり子   1,878,316     665,106         272,991 2,816,413
  32.59% 11.54% 4.74% 48.86%

 

 

     共産党    社民党    オリーブ 立憲民主党          計
宇都宮        651,338        103,756           22,041       1,020,185

1,797,320

  11.30% 1.80% 0.38% 17.70% 31.18%

 

 

  れいわ新撰組   労働者党   安楽死会         計
山本 太郎           458,152            6,882           53,437 518,470
  7.95% 0.12% 0.93% 8.99%

 

 

   維新の会
小野         479,908
  8.33%

 

 以上から、非常に各紙世論調査に類似していることが分かる。前回都議選を元に算定した結果と同様に、小池以外の3名の合計がほぼ小池と一致している。只、宇都宮は前々回出馬したときの得票数100万票に抑え込まれ、残余が山本太郎に振り替わる算段であろう。

裏を返せば世論調査結果は前回参議院選挙と同程度の投票率と想定し、同選挙の各政党得票が配分されることを前提にしたものであることが容易にお分かり頂けるであろう。

 ここで問題となるのは投票率である。無党派層が全て山本太郎に投票すると仮定すると、山本の得票数は投票率60%で160万票、

65%で220万票、70%で280万票となり小池と肩を並べることができるものと推察されるのである。

 

 次回は期日前投票の進捗を眺めながら、期日前及び投票数に着目してみたいと思う。