■東野敬吾 | Not Found 第3章

■東野敬吾

東野圭吾の「パラレルワールド・ラブストーリー」がたまらなく面白い。
昨年、一昨年と村上春樹の大ブレークを予言しズバリ的中させた俺ではあるが、
西日暮里一の読書家の俺ではあるが、2003年は東野圭吾がくるんじゃないかと。
今年読んだ数ある本の中で、もう既にベスト1は井伏鱒二の「山椒魚」、
2位は宮部みゆきの「蒲生邸事件」と八分方決めていたのだが、この年の瀬、土壇場にきて、
先述の東野圭吾を読んだ事により、この順位をまた改めなければならないのかもしれない。
物語の始まりは一目惚れ。親友の彼女を好きになってしまった主人公。
友情か愛情か、こんなにも使い古されたテーマを真っ正面から堂々と書き上げ、
ラストはどこまでも悲しくそしてどこまでも切なく儚く、さすがの鬼の目にもなんとやら。
これは是非、今の20代の若者に読んで欲しい。特に男性。言わずもがなメニア以外の。
一昔前ならタイトルにラブストーリーなんて付く本を読む事なんて恥だと思っていたのだが、
やっぱり男は花村萬月の「ブルース」だよなとか言っていたのだが、最近はなかなかどうして
好き好んでこっち方面を読んでいる。やっぱり世の中、最後は愛じゃないかと。
最近は女の人と手とかを繋いで道を歩くのにも少しずつ抵抗がなくなってきて、
周りからは、変わったとか丸くなったとか宗教にやられたに違いないとか
散々に言われる始末だ。挙句の果てにはお台場なんかに行って、そこにフジテレビがあって、
大階段っていうでっかくて長い階段があるんだけど、そこでじゃんけんして、
パ・イ・ナ・ツ・プ・ルって。結局俺はこういうのがやりたかったのかもしれない。
それまでの反動からか、1年前まで否定してきた事を今は片っ端から全部やっていってる。
世界はときどき美しい。
 
 
 
 
 
ACさんへ

ACさんの言う通りにこちらで忘年会の募集をかけたのですが、
現在30代男性1名からしかメールがきておりません。
あれだけ独身女性だって言ってるのに、この野郎はなにを読んでいるんでしょうか。
新爆さん歌舞伎町なら任せて下さいとか、スッキリニッコリ1万円ですとか
わけのわかんない事書いてます。
メールをそちらに転送させて頂きますので対処の方、宜しくお願い致します。