ワールドカップについて | Not Found 第3章

ワールドカップについて

今大会に関して色々思うところはありますが、まず、「カズ出ないの?」って言えば、ウケると思っている連中が多過ぎる。もう言われたこっちとしては、完全にお笑いハラスメントを受けているわけです。こうむってるわけです。「え、なんで笑わないの」って顔されても困るし、笑わないこっちがノリが悪いみたいな感じになっています。これはどうにかしなきゃいけません。4年後までの課題と言えます。
あと、日本がブラジルに勝とうなんて考えては駄目でしょう。
高校の時、野球で県内ナンバー1だった星稜高校とウチのヘボ高校が試合をした時に野球部の友達は言いました。「俺らが星稜に勝ってはいけない。星稜は俺らの何倍も練習して甲子園に行く為だけに3年間を費やしている。そんな奴らに勝とうと思う事自体、失礼だ」
これを聞いた時は爆笑しましたが、今になってよく分かります。
「奇跡を起こせ」とか「我々の祈りを届けよう」とか間抜けな事を言うのは良いんですが、奇跡や祈りが通じるのは少なくともブラジルの選手、なんでしたっけ、ロナナントカジーニョールより何倍も練習していた時だけです。
そして、彼よりサッカーを愛した時だけです。
 
 
■M:I:3 06年7月
★★★★★★★7個

先行上映にて鑑賞。
僕はこの世で1番好きな映画がMI2なんですが、それはまあ監督が贔屓のジョン・ウーだったってこともあるし、それを観た当時、大阪で半年ぐらい引き篭もりをしていて、久しぶりに外に出て映画館に行って観たのがMI2だったってこともあります。いや別にその映画を観て感動して引き篭もりが治りましたとか、夢が与えられましたとか言うんじゃなく、事実その後も2、3ヶ月引き篭もっていたんだけど、あの時MI2を観て、何か救われた気はします。たぶんあの時MI2を観ていなかったら、MI3を観る事無く、のたれ死んでいたかもしれません。
だから、あのオープニングの音楽が流れてきた時はちょっとくるものがありましたね。ああ、俺もずるずる生き延びちゃったなと。じゃあ、もう少し生きてみようじゃないかと。もう少し生き恥を晒してみようじゃないかと。そう思わせてくれる映画でした。
あ、ちなみに1は観た事ありません。