暖簾越しの男と女 | Not Found 第3章

暖簾越しの男と女

さっき近所のレンタル屋のアダルトコーナーにたまたま居たんですが、ひょんなことから居たんですが、そのアダルトコーナーの入り口の暖簾が掛かってる手前らへんで若い女2人組がキャッキャッ騒いでて、その時アダルトコーナーに居た5、6人の男達がそこから出られないという状況になっていました。入り口は一つしかないからそいつらがどっか行かないと出れないんです。もう男達は全員1本ないしは2本、あるいは3本のDVDを手に持ってるのに、一応まだ探してますっていうテイでコーナー内をウロウロしてんだけど明らかにその女2人組がどっか行くの待ちという状況でした。その入り口の手前のところにアダルトじゃないんだけどセクシー系のDVDコーナーがあってそれを見てキャッキャッ言ってたみたいだけど、こちとらそんなぬるいDVDは持ち合わせてないわけです。工藤澪監督ないしは芥川漱石監督(アダルト界の黒澤とスピルバーグ)の珠玉の作品を我が子を抱きかかえるかのように持ってるわけです。結局10分ぐらいして痺れを切らしたおっさんが、僕らにしたらカミカゼなんですが、そのカミカゼが暖簾を強行突破してそのあとに続々と僕らも飛び立つかたちとなりました。
ああいうところ、女性陣はもっと気を付けた方がいいですよ。例えばあんた達、ソフィボディフィット買いに行こうとして薬局に行ったらそのソフィボディフィットコーナーの前で男2人が立ち話してたら嫌でしょ。つまりそういうことなんですよ。こっちもこういうことあんまり言いたくないんですよ。ちゃんとしましょうよ。学校じゃないんだから。