「マスクを店頭で、普通に見かけるようになった」。このような記載を関西に住む多くのブログ・ライターが書くようになった。ニュースでも、同様の話を聞く。
 しかし、流通の末端である北海道のドラッグストアーやスーパーでは、相変わらず「在庫なし」の状態が続いている。




「在庫なし」の状態は、ドラッグストアーなどの店舗販売に留まらない。大手総合病院の売店にさえも、マスクはないのだ。つまり、患者にさえもマスクを供給できない異常事態が続いているのだ。その大手総合病院では、スタッフでさえもマスクを着用せずに業務を行うという、病院らしくない異様な光景が広がっている。




 これでは、新型インフルエンザに関係なく、健康上の問題で普段からマスクを必要としている人や、職業柄マスクを欠かせない人にとって、死活問題なのだ。そのような読者には、是非とも知っていただきたい内容を書かせていただく。




 筆者は5月27日の記事で、「韓国には、マスクの在庫がある」と書いた。筆者も注文をしていたが、5月29日に到着した。注文した日が5月21日だから、国際便で8日間かかったことになる。



 マスクはしっかりと梱包された状態で届いた。


ジ・オンライン・プレス北海道




 封を開けると、ビニールに包まれており、衛生上の問題もなさそうだ。


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 そして、これがマスク本体だ。品物もしっかりとしていて、使用には問題ないだろう。


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 5月27日の記事にも書いたが、今回は

「innolife」という、韓国の信頼できるポータルサイトのショップを利用した。店頭にマスクがない地域の読者には、是非とも利用して欲しい。価格も国際送料込みで、50枚入り1,400円と格安だ。
http://shop.innolife.net/shop/main.php?so=a.ai_name&s=%A5%DE%A5%B9%A5%AF
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 こちらをクリックしてください。





 マスクの在庫に苦しむ北海道にあって、唯一在庫を多く抱えている店舗を筆者は発見した。「サッポロドラッグストアー」だ。こちらの店舗でも、東京の流通に頼らず、韓国のマスクを輸入しているのだという。


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 1枚200円と割高感は否めないが、緊急にマスクを必要とする読者には良いだろう。




 さらに筆者が注目したいのは、「Yahoo!オークション」だ。ここでは、日本の大手マスクメーカー「ユニチャーム」「超立体マスク ソフトーク」150枚入り2,000円(送料は別途)で即決販売されている。つまり、1枚あたり13円という計算になるのだ。


 筆者も購入してみたが、コンビニエンスストアで見かけていた「5枚入り450円」程度の商品とまったく同じ物である。国内流通なので、注文から数日程度で入手できるのだ。
http://auctions.yahoo.co.jp/
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 こちらをクリックした後、「超立体マスク」と検索してください。





 つい2週間前までは、某オークションサイトや某ネットショップで、マスクの品質や枚数に関係なく、1パック2万円以上で売買されていたことを考えると、「値崩れした」と言えるだろう。




 現在も店頭に在庫がなくて困っている北海道などの読者には、是非ともこういったシステムを利用して、「賢い消費者」になって欲しい。




 今回は、一定の落ち着きを見せ始めた「新型インフルエンザ騒動」であるが、再びウイルスが息を吹き返す秋以降を心配する危機管理専門家もいる。「この秋には、新型インフルエンザと季節型インフルエンザの2種類が流行するのでは?」「もしかすると、新型インフルエンザと季節型インフルエンザのウイルスが交雑して、違う型のウイルスが誕生するのでは?」との指摘もある。



 再び新たな「新型インフルエンザ騒動」を経験しないためにも、マスクが値崩れした今のうちに、この秋から冬にかけて家族が使う分のマスクを備蓄しておく必要があるかもしれない。




 そして、5月27日の記事でも書いたが、普段からうがいと手洗い、消毒を習慣づけるようにしよう。さらに、「弱毒性」という言葉だけが大規模マスコミの間で先走りしている季節性インフルエンザでさえも、毎年1万人前後の死者を出していることを忘れてはいけない。


 最終的に自分自身を守れるのは、自分自身しかいないのだ。