北海道のローカル政党「新党大地」代表鈴木宗男衆議院議員が3日、札幌ドームで開催されたプロ野球開幕戦「北海道日本ハムファイターズ 対 東北楽天ゴールデンイーグルス」三塁側内野スタンドに突如登場。来場者をアッと驚かせた。


ジ・オンライン・プレス北海道

(笑顔の鈴木宗男議員。ネクタイは「新党大地」のイメージカラーである緑色




 ファイターズ・ファンを驚きの声に包んだのは、WBCで大活躍したダルビッシュ投手でも稲葉外野手でもなく、鈴木宗男議員だった。
 鈴木議員はこの日、ゲスト席などではなく、三塁側内野一般席前方に陣取っていた。当初は誰も気が付かなかったが、7回裏のファイターズ攻撃終了後、突如立ち上がり、周囲の観客に手を振り始めた。
 驚く観客に満面の笑顔を振りまき、周囲の人々と握手をするなど、その場の空気を一瞬のうちに「宗男ワールド」に包み込んだ。



 周囲と気さくに言葉を交わしながら階段を小走りに駆け上がり、札幌ドームを後にするという、あっという間の出来事だったが、周囲に与えたインパクトは絶大なものがあった。



「まさか、国会の忙しいこの時期にどうやって来たのか…」と、首をかしげる観客の姿も。「道民球団」と表現される北海道日本ハムファイターズ開幕戦の一般席にいること自体を鈴木議員独特のパフォーマンスと感じる人も、少なくなかったようだ。


 必ず数ヶ月のうちに衆議院は解散し、選挙が行われる。これらのパフォーマンスが支持されているかどうかは、投票日の夜に判明する