◆ここ最近読んだ本総ざらい! | 特攻隊長ツチヤコウヘイの斬り込みBlog!!

◆ここ最近読んだ本総ざらい!

先週はやたら刺激の多い週だったマリオ

本当大切な人たちに時間をいただいたり、
新しいまたおもろい出会いがあったり、
とにかくインプットに燃えた週でしたにゃ


そんなこんなで、
ここ2週間ほどに読みまくってた本を総ざらい上げ上げ



「文化時評アーカイブス2013-2014」


半沢直樹からボカロまで!
とにかく、今年いっぱい「ウケたサブカル」を読み解く。
面白いものをそのまま受け取るのも大事なんだけど、
作る側、さらに仕掛ける側として、その裏にどんな文化的土壌があって
何を持ってウケたのかを把握しておくことは大事。
そんな目線の取り方を教えてくれる一冊。



「嫌われる勇気」



和タイトルが悪い! 超名著。
あまりこれまで拾われてこなかった、アドラー心理学の入門的一冊。
この本の何て言うか爆笑加減については
http://kotoripiyopiyo.com/2014/03/adler20140323.html
上記ご参照。青年がいい味過ぎる。
久々に本棚にちゃんと並べて見返したい自己啓発考え方本。



「20歳の時に知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」



仕事をすると言うことはどういうことか。
自分のアイデア、能力を持って、社会で役に立っていくということは
どういうことか。
「仕事」と「生きる」ということの区切りは無意味じゃないか、
そんなことを考えさせられる一冊。



「ゼロ秒思考」



メモ書きの効用について、徹底的に方法論化した一冊。
これ読んで以来、毎日とは言えないが、実践している。
考えるということは、言語化できるまでまとめられ、伝達可能なところまで
持っていっているということ。頭の中でもやもやさせていて、なんとなくの
結論を出した程度では思考とは言えない。
とにかく、あらゆる思考を言語化してパッケージングまで持っていく。
その積み重ねが圧倒的な「説得力」というパワーを生む。
どんなことにも共通する原則。



「萌えビジネスに学ぶ「顧客を熱中させる」技術」



軽く読み始めたら、えらい名著だった。
ファンを作ること。愛を大切にすること。
売るのは「商品」ではなく、「体験」だということ。
顧客に対するアプローチが、劇的に変化している。
というか、同じステージに立たないと、何も理解できないし
ちゃんとものを届け、価値を感じてもらうことはできないと思う。
萌え=愛。金銭に換算できない価値こそが、
この先世の中を動かしていく。
金銭は、結果だ。もらえたらラッキー、くらいでちょうどいい。



「明日の広告」



やたらグルメだったりで有名な、さとなお先生の著書。
語り口も軽快で、広告=ラブレターという表現がくすぐってくる。
この内容で「ちょっと古いな」と感じてしまうあたり、
時代の変化のスピードが半端ないことを感じる。
いいラブレターを書いても、読んでもらえるとは限らない。
まずお届けすること。そして、フォローすること。
周りの友達までフォローすること。(口コミ)
時代は変わった。



「コンテンツマーケティング27の極意」



もはや古い。
ブログなどで充分得られる情報の羅列。
ただ、「編集者のように考えよう」という思想は大切だと思う。



「口コミ伝染病」



2001年の本だけど、その頃からこの現状を予測していたのが凄すぎる。
小綺麗な宣伝文句はもう一切意味をなさず、
一番伝わるのが、手描きの誠意だ。
周りの人が、「あれ、いいよ」と言ってくれる状況こそが
一番の宣伝効果だ。



「個人インフルエンサーの影響力」



これも、ちょっと古い本だけどある意味原則に近い。
Klautなんて、一時期話題にはなったけど、今、誰が見てるのか…。
だけど、ネット上の影響力の強さって言うのは
めちゃめちゃ強い社会的な武器になる、それが現代。



「高城剛と考える 21世紀、10の転換点」



高城さん好きでよー。
本気で、現代ってやつから自分から足を離して未来を考えられる
希有な人だと思う。先行き過ぎていろいろ叩かれるけど。
仕事・お金・住居・移動・食・都市、
諸カテゴリの事象を並列して考えられるのがすごい。
一般人は、お金でいっぱいいっぱいだ。
「お金さえあれば…」という時代は、終わりに向かっていると思う。
大切なのは、知識、知恵、人間としての信頼。
資本主義は本当に終わりつつあるのかもしれない、と感じる一冊。



「伝え方が9割」



同じ内容でも、伝え方一つでまったく変わってくる。
このweb時代、テキストは過去に例がないほどあふれかえってる。
メール、ブログ、掲示板、文章で人を動かす技術は
絶対的に必要なスキルとなってきている。
ひと工夫、ほんのひと工夫が明暗をわける。
その基礎知識となる一冊。



「考具」



デジタル以前の本だからだいぶ古いところもあるけど、
原理原則レベルの一冊。
ものを考えるということは誰にでも備わっている技術だけど、
それを上手に操るには、テクニックと修練がある程度必要。
自分の目線や注目点を、うまく流していく技術、
アイデアを無限に膨らませていく技術、それを整理していく技術。
時間さえあれば誰にだって考えを広げることはできるけど、
プロとしてアイデアを出すなら、継続して一定以上のクオリティを保っていく
必要がある。そのための、技術。



「TVディレクターの演出術」



最近すげー気になってしまっていた「ジョージ・ポットマンの平成史」の
ディレクターさんの本。自分的にタイムリー。
金ない人ない時間ないの3重苦のテレ東で、知恵を絞り出して
「どうすりゃ面白くて人に刺さるネタになるのですか」と一生懸命に考えた
人の思考の流れをまとめてくれている一冊。
映像業界だけでなく、「おもろいもん作ろう」という姿勢でもの作りに挑む
すべての人が読むべき。姿勢に感動。




だいたいそんなとこだす
にゃ

まだ積ん読がいっぱいあるけど、
とにかく今はインプットの時期。相当久々だが。
全体的にマーケティング寄りだね。
技術やデザイン論的な本がさっぱりない。

最近の興味志向がそっちに向かってるんだろうな。


本読んで映画観て人に会って、
やるならば徹底的に!!!(`・ω・´)