「「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則―集中力を最高にする時間管理のテクニック」
すげーいい本だった!

タイトルが悪い!
そのせいで安っぽく見える!
そこらへんにけっこずらっと並んでる、
文字が大きく行間スカスカで、
著者が自分の場合ばっかり述べてるだけの
30分で読み終わる本とはだいぶ違いました

うっかり付箋もいっぱい

ちょいといいジョークが載っていた。
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あるところに新しい網を手に入れた漁師がいた。
一日目に彼は100匹の魚を獲ることができた。
日を追うごとに、彼は漁に出る時間が長くなった。
しかし、獲れる魚の数は、
それに反比例して少なくなっていった。
それを見た仲間がこうアドバイスした。
「なぜ、網を修繕しないのだ。
穴がたくさんあいているのに修繕しないままでいるのだから
魚が獲れなくなるのは当たり前じゃないか」
すると、働き者の漁師はこう答えた。
「俺は、そんなことをしている暇がないほど忙しい。
もっともっと魚を獲らなきゃならないのだから」
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さて。
気づいたら、
これをやらかしているわけだ

緊急度が高いことに目を奪われ、
重要なことに目が行かなくなっている。
結局、目先の緊急仕事ばかりに時間を奪われ、
最終的に獲れる獲物は減るばかり。
自分の目的を考えた時に、
本当に今やらなくてはならないことは何なのか?
まずは、目的を明確にしなくちゃ始まらない。
当たり前のことかも知れないが、
日々の仕事に追われているうちに、
気づけばできなくなっている

目標は具体的か?
計画はあるか?
優先順位は明確か?
その場しのぎに時間を奪われていないか?
引き延ばし癖、後に回す癖はついてないか?
時間を奪う悪習は? 時間を資産に変える良習は?
そのあたり、
若い人は考えるきっかけに。
「わかってんよ」って人も、
もう一度見直す機会に。
とにかくタイトルと売り方が悪い気がしますが、
オススメです
