先日の事になりますが、職場で使用中のデスクトップ型パソコンが、調子が
悪くなりまして、とうとう起動も出来ない状態になりました。
この起動出来なくなったパソコンは、当時 Microsoft Windows 7 が
インストールされたモデルで、その後 Windows 10 へアップグレードし、
最終的には Windows 11 へのアップグレードを行いまして、継続して使用して
いたパソコンです。
ハードディスクの不調は、以前から兆候と言いますか、正常に起動出来ない
事が何度かありまして、だましだまし使っていた事で、とうとう起動出来なく
なってしまったようです。
起動ドライブのデータは、ダメになってしまいましたが、起動ドライブ以外
に保存していたデータ等は、無事でしたので、他のパソコンへハードディスク
を接続して、データのバックアップ等は行えました。
さて、調子の悪いハードディスクは、継続的な使用は不可能ですので、代わり
のハードディスクを準備し、交換して、新規での Windows 11 のインストール
を行ってみました。
ここで問題が発生します。
これまで、壊れたハードディスクを交換して、新規にＯＳのインストールを
行っても、ネットに接続すると、自動でデジタル認証が受けられていましたが、
何とこのパソコンでは、ライセンス認証が受けられませんでした。
原因に付いては、詳しい事までは解りませんが、ハードディスクの調子が悪く
なった時に、何等かの異なる壊れ方をしたのか、デジタルライセンスを破壊
したのではないかと、考えられます。
という事で、このパソコンにおいては、Windows 11 の新規インストールが、
出来ないパソコンになってしまったのです。
改善方法は、幾つかあるかと思いますが、私の方で行った方法は、以下の
通りの方法です。
１．購入時にインストールされていた Windows 7 を新規でインストール。
２．電話による認証にて、正規認証状態にする。
３．この認証状態で、Windows 10 をアップグレードインストールを行う。
４．インストール後ネットに接続して、デジタルライセンス認証を済ませる。
５．ＨＤＤを初期化し、新規で Windows 11 をインストール。
ここまで作業を行う事で、新しいハードディスクにて、デジタル認証まで行う
事が出来ました。
今回の作業で、重要なポイントは、購入したパソコンの側面に、貼り付け
されていたＣＤキーを使用して、一旦 Windows 7 での認証作業を行う事です。
自動で認証作業が行えない場合は、マイクロソフトへの電話による認証を
行い、正規の認証を受けた状態にする事。
次に、アップグレードインストールにて、Windows 10 にてデジタル認証を
受ける事が出来たパソコンでは、新規に Windows 11 をインストールした
場合でも、正規ライセンスのデジタル認証を、受ける事が出来ます。
もし、今回のように自体になられた場合は、多少面倒な作業にはなりますが、
手順さえしっかりと行えば、継続して Windows 11 を使用する事が可能です。
以上です。