数年前のSAVVYの近場温泉特集で掲載されていた吉野温泉が気になっていて。
吉野山といえば桜が有名なのはわかっているけど、激混みやろなー、ってことで、暑かったけど、夏のほぼ観光客のいない吉野へ、母と2人で1泊で行ってきました。
すごい絶景でしょ!!
吉野山のほぼてっぺんにあります。
朝焼けの貸切温泉に入ってると“極楽ってこういうことかぁー”って思いましたもん🌄♨️
春は眼下に満開の山桜、秋は紅葉、冬は雪景色が広がって、最高だそうです。
今は合間だけどw
旅を巻き戻す⏮️と。
行き帰りは、この観光列車で。
別のSAVVYの観光列車特集(SAVVYよく活用してます)に載ってて、母が乗りたいと強力に主張した近鉄の『青のシンフォニー』。
阿部野橋🔁吉野 なんで、神戸方面からは阿部野橋まで出るのが面倒なんですけどね(結局、御堂筋線で天王寺まで出ました)。
1時間半の乗車ですけど、内装もシックで、リラックスできました。
やっぱ列車旅っていいですよねー🌲🚋🌳
吉野の中心通りのど真ん中にあって、立地は本当に最高です。
ほんとは駅からロープウェー🚠に乗るのですが、今の時期は点検で止まってるので、駅まで車で迎えにきてもらいました。
お部屋からの眺めも絶景です。
お料理もすごく美味しかったです。
温泉は、眺めもさることながら、泉質もやわらかくぬるめのお湯で、いつまでも入ってられる心地よさでした。
けど、また泊まりたいかといえば…。
空調とかお掃除とか、ハード面がすべて田舎の山の宿レベルというか…。
正直、お布団も化繊で母も私もよく眠れませんでした。
最近、いい宿にしか泊まってなかったから、余計に感じちゃうのかな…。
日帰り温泉もできるそうなので、今度は日帰りで行こうかな。
そして2日目は、朝から寺社巡り。

世界遺産です。
こちらは、明治時代の神仏分離で神社になる前は、天武天皇の時代に役行者が創建した、格式高い修験僧の僧坊だったとか。
源頼朝に追われた源義経と静御前が弁慶と共に隠れ住んだり、
南北朝の頃、後醍醐天皇が吉野に逃れた際にここを南朝の皇居にしたり、
豊臣秀吉が桜の大宴をしたり。
(私を含め)神戸・芦屋市民がこよなく敬愛する楠木正成公とも縁の深い場所です。
もうなんだかよくわからんくらい、日本の歴史が詰まった場所ですね。
たくさんの超歴史的有名人の遺物も残っていて、展示されています(あまりのラフな展示に本物かどうか疑ってしまうくらい)。
でも、どんな宝物よりも釘付けになってしまったのは、役行者の像。
もの凄い迫力でした。
朝でひと気が無かったこともあり、背筋が凍るくらい最初はゾクっとしましたが、なんとか勇気を出して御前に正座してお顔を拝見し、手を合わせていると、険しいと思っていたお顔が、やわらかく見えてくるから不思議でした。
山伏の人たちが邪気払いをしたという場所で、九字真法の邪気払いもしてきました。
母と私のほか誰もいなかったので、時間をかけ、照れもせず行うことができました。
お祓いが終わった瞬間、風が谷からサーっと通ってきて清々しかったです。
こちらも世界遺産。
感動しました。
もう、ほんま、ここは凄い。
写真では到底伝わらないけど、こちらの本堂は、古い木造建築では、東大寺の次に巨大なものなんだとか。
本当に大きい。そして繊細。もの凄く迫力があるし、もの凄く美しいです。
こちらも、奈良時代に役行者が創建したお寺です。
金峯山修験宗の総本山。
修験道のお寺だけあって、凛とした空気が漂っています。
こちらのご本尊は、約7mもある3体の蔵王権現です。
役行者が“より険しく、より強いお姿を”と祈り現れたお姿を像にしたというだけあって、一見恐ろしい、それはそれは険しいお姿をしているそうです。
インドや中国を祖にした日本に伝わるほとんどの仏様とは違い、日本独自にこちらで生まれたお姿なのだとか。
が、秘仏なので、普段は巨大な幕内にいらして、お姿を拝見することはできません。
でも、御前に座って拝ませていただくだけで、もの凄い気が伝わってきます。
こちらの本堂では、ご本尊のほかにも様々な素晴らしい尊像が安置されているので、そちらを拝見するだけでも、十分行く価値があると思いますよ。
でも今度は、絶対に、ご本尊が特別に御開帳されているときに合わせて伺いたいです。
HPでご本尊のお写真を拝見しましたが、本当に素晴らしいです!!
こちらのお寺は、本当にお薦めです。
ぜひたくさんの方に訪れていただきたい。
できれば観光客が少ない時に。
帰りに母と話していたのですが、修験道って素晴らしいですね。
他の仏教の宗派とは少し違って、山岳信仰=自然崇拝や道教、日本の神道や仏教、あらゆる教えが融合している。
懐がものすごく深い。
そして、境界線が無い。
今、世界中で起こっている宗派の違いを発端にしたたくさんの事件のことを思うと、本当に、宗教のあるべき姿なんじゃないかなーと思いました。
普段は寺社へ行くと、ついお願い事をしてしまうことも多いですが、
ここ吉野の寺社では、ひとつもお願い事をしなかったことに気づきました。
手を合わせている間、自らを見直し、反省し、今までの人生のお礼を伝えている自分がいました。
役行者様の力、恐るべし。
また必ず吉野に伺おうと思います。
あっ、吉野葛、やはり本場で食べると、数段美味しかったです。
葛きりも葛もちも♪