Khashoggi’s Ship カショーギの船
クレジット: Queen (フレディ・マーキュリー)
 
ザ・ミラクル ザ・ミラクル
1,959円
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『ザ・ミラクル』の2曲目に収録されています。
 
 
Who said that my party was all over?
huh, huh, I'm in pretty good shape
パーティが終わりなんて誰が言った?
絶好調な気分だよ!!
 
 
で始まるこの曲。
またロックです!
 
 
 
前曲の「パーティはもう終わりだ」をいきなりひっくり返します。
 
 
 
原案はフレディによるもので、その後3人が加わって制作されています。
 
 
 
曲のタイトルのカショーギは人名です。
 
 
 
大富豪の実業家アドナン・カショーギだ。彼の所有する超豪華クルーザーでは、様々なポップ・スターや映画スター達、政治家の面々、有閑階級の人々が集う伝説的パーティが催されていた。
 
 
 
その豪華絢爛なパーティの様子がこの曲には描かれているようです。
 
 
 
カショーギさんはサウジアラビアの武器商人で、豪華な生活をしていたことにフレディは憧れをもっていたのではないかと言われています。
 
 
 
この頃のフレディ、体調はもうあまり良くなかったようですので自身の過去の豪華なパーティを懐かしみ、そんなパーティができることをまだ夢見ていたのかもしれません。
 
 
歌詞の途中に出てくる
 
 
 
“This big bad sucker with a fist as big as your head”
 
 
頭ほどの大きな拳を持つ嫌な奴
 
 
 
分からなかったフレーズだったのですが、フレディの病状悪化をネタに追い回すマスコミのことを指しているのだろう、とQueen完全詩集に書いてありました。
 
 
 
その後にある歌詞。
 
 
Now listen no-one stops my party
No-one stops my party
No-one, no-one, no-one stops my party
誰もパーティを止めるんじゃない
 
 
と。
 
 
マスコミはもう本当にいつもつまらないことで揚げ足を取ったり彼らの足を引っ張り傷つけたりするので、、
本当にほっておいてほしいですぼけー汗
 
 
 
でもそれにも負けない結束の強さがQueenにはありましたね。
 
 
 
『誰も止めないでくれ。』
 
 
というフレーズ。
 
 
『ほっておいてくれ。』
 
 
のようなフレーズ
 
 
 
フレディの歌詞にたびたび登場してくる気がします。
 
 
 
ブルー音符ブルー音符ブルー音符
 
 
(⬇︎はちょっと違うかもしれませんが)
 
 
Don’t stop me now…
強烈な、僕を止めないでソング
 
 
 
あとあとになって出てくる
It’s a Beautiful Day…
 
こちらでは、もう誰も僕を止める人はいない、と解放された安堵のようなものが伝わってきます
 
 
 
他にもそんなフレーズを見かけた気がするのですが、今思い出せません汗
(また気づいたら追記します。)
 
 
 
曲の中でそう言うフレディをみていると、よっぽど自分の好きなようにできずにいたと感じていた⁇
と思ったりしました。
 
 
 
本来は相当自由人であるのに、色んなことを気に掛けてしまう性格でもある気がするので、
周囲から見ると十分自由にしているだろうと思われるかもわかりませんが、
どこか心が囚われた感じがしていたり、
もっともっとそれ以上の自由を求める気持ちがフレディにはあったんだろうか?
と、なんとなく感じたりしています。
 
 
 
きっと周りが求めるものを察知しすぎて、周りを喜ばせたく、自分の思いとは違うこともしてたというのが自らの葛藤になっていたんじゃないかなー?ほっこりあせる
とか。
 
 
 
自分の心でさえきっと自分を止める要因になっていたという…。
 
 
 
それに加えて、わけのわからないマスコミに追いかけられたり傷つけられたり邪魔されたりしたら、たまったものではなかったと思います。
 
 
 
止めないでくれ、は
 
 
マスコミに対して
自分をいつも気に掛けてくれる優しい周囲に対して
自分の心に対して
ずっと思っていたのではないかなって気がします。
 
 
 
もう邪魔しないでくれよ!!
っていう気持ちは激しく共感してしまいます。
(解釈が本当にそうであるかはわかりませんが。。)
 
 
 
そう考えると、Queenの仲間3人の存在は、付かず離れずの関係で、フレディの気持ちを尊重し気に掛けながらもほっておいてくれていた気がするので、フレディにとってはとてもありがたい存在だと感じていたのではないかなぁ?という気がしています。
 
 
 
若い頃から一緒にいたのできっとフレディのことをそういう意味で、よく分かっていてくれたんじゃないかという気もしました。
 
 
 
晩年のbeautiful dayで、誰も邪魔するものはいない、と哀しげではありますが解放されたように歌うフレディの声を聴くと、本当に良かったな、、と思うのです。
 
 
 
ブルー音符ブルー音符ブルー音符
 
 
 
カショーギさんの話なのですが、武器商人と聞くと、闇で暗躍してそうな感じがするのですが、、
調べてみると、表立っては目にすることは少なそうですがとても著名な方のようでした。
 
 
1997年にダイアナ妃と共にパリで事故死したドディ・アルファイドや、2018年にトルコのサウジアラビア総領事館内で殺害されたジャーナリストのジャマル・カショギは甥に当たる。
(Wikipediaより)
 
 
Wikipediaで見ていただくだけでも、関わっていた方々のビッグネームをみてその凄さがわかります。
 
 
ブルー音符ブルー音符ブルー音符
 
 
 
余談ですが、カショーギの船というタイトルをみて曲を聴いて、こんなふうな曲だと想像できましたか⁇
 
 
 
私はまだ歌詞が分からない段階で、この曲タイトルをカショーギの船っていうんだ〜と知った時、すごく小さな小舟を想像していたのでイメージと全然違い驚いてました汗
 
参照元:
 
 
ブルー音符ブルー音符ブルー音符
 
 
 
歌詞はこちらをご参照くださいニコニコキラキラ