Let Me Live
作詞作曲 Queen
ラストアルバム「Made In Heaven」メイドインヘヴンの3曲目に収録されています。
ゴスペル調コーラスから始まりますそして唯一3人がリードボーカルを務めている曲です。
メイドインヘヴンは1995年リリースですが、1980年から1995年までに作られた曲や素材から作られたアルバムです。
この曲、Let Me Liveは本来は「The Works」の収録候補曲でした。
「華麗なるレース」のレコーディング時にロッド・スチュアートとのセッションで作られた曲だったそうです。
フレディの歌ったパートが90秒程度しか残っておらず、フレディ亡き後にロジャーが続きの歌詞を書き、二人がボーカルに加わってこの曲ができたそうです。
ということは・・この歌詞はほとんどがロジャーが書いたということなんですね。
(上から目線で非常に申し訳ないのですが・・・)
ロジャーって初めに比べたら作曲・作詞の能力が飛躍的に伸びていますよね?
この歌詞、とても好きです。
胸をえぐられる感じがしますけれど。
でも優しいんです。
Queenの姿、Queenの優しさがこの曲に現れていると言ってもいい曲だと思います。
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1コーラス目をフレディ
2コーラス目をロジャー
3コーラス目をブライアン
がそれぞれリードボーカルを取っています。(サビはフレディ)。
ジョンは残念ながら入っていませんが、ひとつの曲で3人の声をそれぞれ堪能できるというなんとも贅沢な曲なのです
みんなでリレーして繋ぎながら歌っていくような感じが好きです
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私としては、このような曲を歌うロジャー、ブライアンの声を聴くのは新鮮で・・・
(フレディももちろんいつも通り素敵なのですが、二人に比べればそれほど新鮮味はないです。)
初めてじゃないですか?
いつも、ロックンロールだったりファンクっぽかったり、叫んでいる系や気だるい系の曲を歌うロジャーの声は知ってますが。
いつも、か細く消え入りそうな声(失礼)で儚げに切なく歌うブライアンの声は知っていますが。。
この神々しく美しい曲調にのせて、一言一言を丁寧に心を込めて、静かに、でも力強く歌うロジャーやブライアンのお声に感動してしまいました
みんなの歌声に強い意思がこもっている気がするのです。
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3人のボーカルがあるので、この曲を聴くと一人で盛り上がり、それぞれのパートで心の中で合いの手?(掛け声?)みたいなのを勝手に入れてしまうのですが・・・
1コーラス目(フレディー)は「あぁ〜フレディ〜〜」(安心・安定の歌声)
2コーラス目(ロジャー)は「ロジャーー!」(男らしさの中にある繊細そうな優しさのある歌声最高!)
3コーラス目(ブライアン)は「・・ブ・ブライアン・・?!」(・・なんかグッとくる‼︎)
昨日聴いていた時、図らずも、ブライアンのパートがきたときに鳥肌が立ちました・・ブルッ
いい意味でです。笑
ロジャーはなんとなくわかるのですが、ブライアンってこんなに感情を込めて歌を歌う人でしたっけ・・?と。
予想を上回られた感じでした。
前から美しい歌声なのは知っていましたけれど、ブライアンの歌声はどの曲も同じ感じに聞こえてしまうところがありました。
ロジャーも。
ブライアンは普通よりは絶対にうまいですが、歌がすごく上手いというわけでもない気がするのですが、この曲で一番心を掴まれたのはブライアンの歌声でした。
ぜひこの曲はなるべく音響のいいスピーカーで、大音量で、フレディの声はもちろんですが、ロジャー、ブライアンのパートに特に注目して聴いてみてください
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この曲、歌詞も最高に良いんです・・・。
「Let Me Live」は生かしてくれ
解釈と言っても深い意味はあまりわかりません・・
その頃のみんなの苦悩を歌ったもの?
でも、誰に向けて歌っている?
:
:
私はこの曲がThe Worksに収録される予定だったということは知っていたので
「その頃作られたものならフレディを想って作ったということはない線だ」と思っていたのですが
新たに調べてみて、フレディが亡き後に2コーラス目以降(?)はロジャーが歌詞をつけた??というものを読んだので、それならフレディのことを想って歌ったという可能性もあるのでしょうか・・?
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もともと、初めにできていた1コーラス目を聞くと、神様かそういうものに対して歌っている曲なのかな?と思えました。
「神様に、生きさせてと願っている」と。
(これは華麗なるレースの頃に作られているということのよう。)
ただ2コーラス目の歌詞からは、主語をみていると、ちょっと意味合いが通じなくなる気がしました。
(ここからはフレディ亡き後、ロジャーがつけたした歌詞の様子。おそらく。)
とすると、ロジャー・ブライアンが、フレディを想って歌っていると解釈したほうがスムーズな気がするのですが・・・。
違うのかな・・・わかりません
ロジャー・ブライアンたちが
「自分の魂のかけら・人生のかけらをどんなにひどい方法で奪っていってもいいから、その分君はもっと生きていて欲しい。」
「大変なことがあったらすぐそばにいる俺たちに頼ってよ、友達だろ?」
「もう一度最初からやり直そう」
と言っているようなそんなメッセージに聞こえます・・・
ロジャーやブライアン、フレディにもっとこうしてあげればよかったって、後悔していたのかなぁ?
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昨日Twitterで見かけたのですが
関係者などの話によると
「Queenはそれぞれお互いのことを非難したりしていたけれど、Queenのことを否定されると、団結して反撃した」と
とてもQueenらしいエピソードだと思いました。
長い付き合いだと人間ですしお互いが嫌になったり、色々なことがあるかと思いますが、Queenというバンドの存在は(ロジャーの言っているようにマザー・シップであって)Queenのことはどんな時でもみんな本当に、理由もなく最愛の存在だったのだろうなぁと思えます。
どんなことがあっても解散しなかった理由にも、個々の自分たちよりもQueenが優れた存在だから、と誰かが言っていた理由も見かけた気がします。
結局のところ、Queenを構成する一人一人がやっぱり大好きで、一人が欠けてもいけないというように、それぞれが運命共同体のような存在であって、、
自分の人生を削ってさえも共有したいくらいに愛しているし、本当はみんな揃ってのQueenを存続したいという気持ちだったのだろうなぁ・・と思えてしまいます。
(きっと今、フレディを愛する人が感じている気持ちと、ブライアン、ロジャー、ジョンも同じ気持ちでいるのだと、この曲で気づかされる気がしました。)
湿っぽい話にしようと思っていなかったのに調べて書いているうちにそうなってしまいました
(参照元:https://buisualize.com/2018/03/29/【歌詞和訳】queen-let-me-live/)
Let Me Live
(フレディ)
Why don’t you take another little piece of my heart
Why don’t you take it and break it
And tear it all apart
僕の心のかけらを取って行きなよ
取って、壊して、全部引き裂けばいいさ
All I do is give
All you do is take
Baby why don’t you give me
A brand new start
僕がするのは与えること、君がするのは取ること
僕に新しいスタートをくれよ
So let me live (so let me live)
Let me live (leave me alone)
生きさせてくれ、(生きさせて)
生きさせて(一人にしてくれ)
Let me live, oh baby
And make a brand new start
生きさせて、新しいスタートを
(ロジャー)
Why don’t you take another little piece of my soul
Why don’t you shape it and shake it
‘Til you’re really in control
俺の魂のかけらを取っていくがいいさ
形作って、揺さぶるといい
君がコントロールされるまで
All you do is take
And all I do is give
All that I’m asking
Is a chance to live
君がするのは取ること、俺がするのは与えること
俺が頼んでるのは、生きるチャンスだけさ
(So let me live) – so let me live
(Leave me alone) – let me live, let me live
Why don’t you let me make a brand new start
(だから生きさせて)-生きさせてくれ
(一人にしてくれ)-生きさせて、生きさせて
僕に新しいスタートを切らせてよ
And it’s a long hard struggle
But you can always depend on me
それはとてつもない苦労だ
でも君はいつでも俺に頼っていい
And if you’re ever in trouble – hey
You know where I will be
もしトラブルに陥ったら、
俺がどこにいるか知ってるね
(ブライアン)
Why don’t you take another little piece of my life
Why don’t you twist it, and turn it
And cut it like a knife
私の人生のかけらを取っていきなさい
ねじって、ひっくり返して
ナイフのように切ればいい
All you do is live
All I do is die
君がすることは生きること
私がするのは死ぬことさ
Why can’t we just be friends
Stop living a lie
どうして私たちは友達になれない?
偽りの人生を生きるのをやめよう
So let me live (so let me live)
Let me live (leave me alone)
Please let me live
生きさせてくれ、(生きさせて)
生きさせて(一人にしてくれ)
お願いだ、生きさせてくれ
(Why don’t you live a little)
Oh yeah baby
(Why don’t you give a little love…?)
(少しだけ生きよう)
そうさ
(どうして少しの愛も捧げられない。。。?)
Let me live
Please let me live
生きさせてくれ、
お願いだ、生きさせてくれ
Oh yeah baby, let me live
And make a brand new start
生きさせて、新しいスタートを
Take a little piece of my heart now baby
Take a little piece of my heart now baby
Take a little piece of my soul now baby
Take a little piece of my life now baby
僕の心のかけらを取って行きなよ
僕の心のかけらを取って行きなよ
僕の魂のかけらを取って行きなよ
僕の人生のかけらを取って行きなよ
In your heart, oh baby
(Take another piece, take another piece)
Please let me live
(Take another piece, take another piece)
君の心に、
(かけらを取って行きなよ)
生きさせて
(かけらを取って行きなよ)
Why don’t you take another piece
Take another little piece of my heart
Oh yeah baby
Make a brand new start
かけらを取って行きなよ
僕の心のかけらを取って行きなよ
新しいスタートをきろう
All you do is take
Let me live
君がするのは取ること
生きさせてくれ