先日、ボラプ2回目鑑賞してきました。

 
それもはじめての爆音祭!歌ったり拍手などもしていいというものでしたニコニコ音譜
 
タンバリンが配られたり、タンクトップのフレディの格好をしたスタッフの方がいて、前説とかもあるんですねニコ
 
 
ちょっと私の受け取り方として批判的なことも書いてしまいますびっくり
 
 
映画ボラプが大好きで楽しんでいる方は、見てもわざわざ変な価値観を植え付けてしまうことにもなりかねず、なにも楽しくない記事になるかと思うのでどうぞお控えくださいお願いあせるあせる
 
こんな人もいるのか…と一つの考えとして読んでいただけそうでしたらお付き合いください。
 
お願いします。
 
猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま
 
 
前回、見た時よりもQueenのことをより知ってみて曲も知ったところでみてみたら、また違った受け止め方ができるだろうか?と思い観にいきました。
 
でも最初と感想は変わりませんでした
 
やっぱりフレディの描かれ方が好きじゃないんだ、、と。
きっとそうだと思います。
 
フレディはきっとそうじゃなかった…
そういうとき、そんな態度はしないんじゃないか、そう言わないのでは…などといちいちと引っかかり、私の中のフレディの姿と違っていて映画に入り込んで見れないのですあせる
 
ボラプボーイズやその他の役者さんたちは悪くないんです。
ただ、脚本や演出が良くない…そう思っています。
 
形ばかりを追ってしまっているような気がして、表情や動作の奥底から滲み出るなにかがほとんど感じられないのです。
これも演出が良くないんじゃないかと感じるところです…
良くも悪くも、見たままなのです。
そういう見方を自分がしているので、映画はもう二度で十分と思ってしまいます。
 
私がその奥底にあるものの深さなど感じられていないだけ、作り手の感性をよくわかっていない、ということも多いにありますショボーンきっと響く方には響いているし、わかるかたにはわかるので。
 
何度も見に行かれる方は、きっとライブ感を楽しんだり、Queenの曲を楽しんだり、ボラプボーイズたちのファンになったり、いろんな楽しみ方があるのだとも思って、それもよく分かるのですニコニコ
 
楽曲はもちろんQueenの曲なので最高に良いですキラキラ
でもそれさえも最大限に引き出せる使い方はできていないように感じて、残念に思います。
ただ流しているだけのような。
 
フレディが生きていて製作チームに入っていたならばきっと全然違う仕上がりになっていた、と思っています。
 
私はフレディ中心に考えてしまいやすい節があるので、これも偏った見方をしてしまう原因だと自分でも思っています。
 
今回、映画の中の真相を読み取ろうと真剣にしたけど、作り手が結局なにが言いたいのかわかりませんでした。
少し一緒に歌ったりはした曲もあったけど、入り込めずにタンバリン一度も叩けなかった…
 
でもこれは、私の感性でのお話です
おそらくこんなにヒットしているのだから、この映画が好きな方が大半だと思うんです。
楽しく観ている方がいるのに批判的なことを言ってすみませんお願いあせる
 
私が思うのは、ボラプ、セクシャリティ、メアリーとの話、エイズ、ライブエイド、メンバーとの絆、ツアー、ソロ活動、家族など、欲張りしすぎてしまって詰め込みすぎて内容がすごく浅くなってしまっていると思うんです。
全く軸が見えてこなかったです。
Queenメンバーの絆もほとんど感じられず。
結構冷たいな、みんな…とまた思ってしまいました汗
 
構成としてフレディの孤独を際立たせたかったのでしょうか?
エイズになっても頑張る姿に人を感動させたい映画なの?って。
結局フレディのなにが言いたかったの?ってなってしまって
感動ポイントが私には全くわからない。。
 
いや、そうじゃないんだ。
フレディのもっともっと素晴らしいところや凄いところは……おーっ!!!!!
 
と思わざるをえません。
 
いけない。
つい感情的になってしまいます。
 
ブライアンやロジャーも監修しているのに、2人からみたフレディはこんなものだったの?と感じた時、ちょっと悲しくなりもしました。
フレディやQueenメンバーののとを全く知らない1回目みた時にも感じたことでした。
フレディが悪いように書かれすぎているのが私には辛い…
 
私の思うフレディはもっとキュートで、お茶目で人を喜ばせ、周りの人を思わず笑顔にさせる。
もっとウィットに富んでいて面白いユーモアがある半面、控えめなところもある。
その中にも強い感情や熱量を持っている。
人を本気で傷つけるユーモアなどは好きじゃないしそう考える賢さもある。
時には感情的で意図して傷つける時もあるけど、あとでそれを1人で悩む人。
人には決して出さない自分の暗い部分があるけれども、本人自身が、もっともっと人生を楽しんでいる!!
⬆︎これ一番言いたい。
 
いってみたら、若い頃のロジャーだって、ディーキーだって、もっと無邪気でひたむきで、キュートでしょう?と思うんです。
 
インタビューとかみても、昔はもっとはにかんでいたり、ぼやーっとしていたり、ほにゃほにゃしてる感じの可愛さがみんなにあります。笑
(ブライアンは昔からあんまり変わらないし、映画も一番違和感がない気がしてましたが。)
アメリカドラマでありますが、まるで”Friends”のような仲の良さがあったんじゃないかと思うのです。
 
マネージャーなどから搾取されていながら、メンバーみんなで愚痴りながら励まし合いながらもきたんじゃないか?とか。
 
映画のみんなは若い頃からカッコつけすぎている!!
あんなに余裕あったのかな?って。
多分違う。
 
そんな時代からの付き合いのメンバーたちが一緒に成長してきて、なんであんなによそよそしいの…というのがとても悲しく感じるんです。
 
実際のインタビューや映像を見ていて、そうではなかった気がします。もっと深い絆があったと思いますし、映画にもそういったところがもっと感じられるエピソードや場面が欲しかったです。
 
映画として短い時間内に詰め込まなければいけないし、フレディとしての、ではなくQueenとしての伝記みたいなものだから仕方がないのかな…と作り手側の立場や事情も少しは分かるのですが。。
 
 
隣で見た母も私と同じ感想でした。
終わった後
 
「タンバリン、叩けなかった…」
 
と言ったら
 
『悪いと思って叩いた』
 
って。
 
すごい日本人的気遣い!!www
誰も見てないのに。
 
 
『エンドロールにフレディたちがでてきて、あぁ〜フレディ…って思って安心した』
 
と言っていましたが
私も、スマホの待受にある、カメラを構えるフレディをみて、なんだかホッと安心していました。
 
 
最後に送り出すタンクトップフレディの格好をしたスタッフの方を見て
 
『あの人、ジムハットンやったんやな!』
 
って言っていましたが、その人、フレディだから…笑い泣き
 
と最後は笑って映画館をあとにしました。
 
 
色々ときっとそれぞれに思うところがおありかと思いますが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
 
 
最後に余談。
まりおんさんの記事にあった診断をやってみました口笛
 
私のQueenファミリーは『フレディが夫、ブライアンが叔父、ロジャーが従兄、ジョンが祖母』で、伊万里焼が家宝です。
 
最高に可愛がってもらえそうな穏やかなファミリーが想像できてとても嬉しい結果になりました爆笑ラブラブ
 
フレディは大好きだけど、相性はそんなによくないと思うので…程よい距離感があるときっといいのですが意見がぶち当たってしまうと…家庭崩壊しそうな気がします。
 
ブライアンおじさんとか、ほんとに可愛い可愛いしてくれて、好きなものなんでも買ってくれそうで頼んだらなんでもしてくれそう(笑)です。ギターを弾いてもらったり、知らない宇宙の話を聞いたり音楽の話を聞いたり、ペンギンの話を…(略)とにかく甘えまくりたいですラブラブ
 
ロジャがいとこのお兄さんっていうのも程よい距離感で、あのかっこよさを拝めそうで、楽しい遊びをたくさん教えてくれる気がします音譜頼りになるお兄ちゃん。
 
ジョンばあさんも、ちょっと好きなことして遊びまわっていたりすると、老婆心的にチクっと嫌味言われたりしそうですが。笑
  厳しく見張られていそう。でも居てくれることで絶対に穏やかで平和な家になると思います。安心感がすごい。
 
そんなブライアンおじさんと、ロジャ兄とジョンばあさんがいるならば、フレディが夫でもなんとかやっていけそうかも、と妄想しました照れ