猫の出入国でてんやわんや | 今日もノーテンキ

今日もノーテンキ

たまに本音で毒を吐く in パタヤ

 

 

今回は多方面に対する毒吐きが多く含まれている + 長文なので読むのが面倒な方は回れ右!

 

いきなりですが、旦さんが今月初めに出て行ていきました。
 

「とうとうか・・・」という人もいるだろうけど、ちょっと待った!誤解を招くのできっちり説明しましょう
旦さんは仕事の都合で一人タイから出国して、あたしとねこずはパタヤに残ることになりましたとさ。その理由は猫にあり

1年以上前から引越しの話は出ていて・・・本来なら我が家は今年の3月にはインドに引っ越しているはずだった。
けど・・・コロコロと予定が変わって今回のドタバタ中国引っ越し話になったわけだ。
1年以上に渡る変更続きでねこずの出入国関係なんて考えもしていなかったわけだ。
いつでも日本に帰れるように狂犬病ワクチンは毎年打ってるし慌てるこたぁ無いだろう、くらいに思ってたんよ。
けんど、いざ中国って時に、1つ目の大問題発生

 

 

 

 

 

前にも増してまぅのベタベタぶりが鬱陶しい今日この頃

 

 

 

 

はいここからが今回の本文開始です長いです。
 

犬猫の中国入国条件ってのが・・・

非狂犬病発生国(指定地域・狂犬病が無いとされる国=日本とか)からの”輸入”(お役所関係の表記は”ペットの輸出入”)は猫は7日間の隔離検疫検査の後・・・・。
要するに、空港の検疫機関に7日間隔離

指定地域外国(狂犬病があるかも?の国=タイとか)からの”輸入”はなんと30日間隔離!!!!
30日もあたしの元を離れたら超絶甘えん坊にして厄介なツンデレまぅご隠居(昔は王子でした)は寂しさのあまり死んでしまうかもしれない!

これはかなり面倒いけんどが一旦日本に帰ってから中国に行かなくてはいかまいげ!

ちなみに「中国への入国必要書類というと?」
”中国到着時に検疫局に提出する書類として、日本で発行された「輸出検疫証明書」が必要”

 

日本出国時にそりゃもう厳しい検査をしてパスしているにもかかわらず、”7日間の隔離検疫検査”・・・なんでやねん!!!!!本当に炎を吹く勢いですわよ、あたしったら。

つかさ・・・隔離検疫検査?とか言ってるけどさ・・・手取り早く飼い主に諦めさせてあんたらの食料にする気じゃね?粘り強く待って迎えに行ったら自分ちの猫が全く違う種類になってたり?。なんつっても相手は不思議発見大国中国、何があっても不思議は無いと、正直あたしは思っています。

じゃけんどごたごた言ってないで準備しなくばいけん、とりあえず日本に帰国しよう。
農水省の動物検疫サイトにて必要書類をダウンドードして記入、て・・・あれ・・・?

 

 

 

 

普段は旦さんにべったりですが

いないとなると、こっちに来ます

 

 

 

2つ目の問題発生。

”事前届出を到着予定日の40日以上前までに提出してください”

はいぃぃぃ?40日前?
この時点であたしだけタイに一月残る事が決定。


ちなみに書類の書き方は担当の空港動物検疫所(ありがたすぎて”様”付けちゃう)が親切丁寧におしえてくれる
それでなくてもすったもんだでテンパっているあたし。
ほとんどのやりとりはメールなんだけど急ぐときには電話をするしかない、でも・・・いきなりおっかない人が出たらどうしよう?
「メールに書いてあるでしょ?読んでないの?それとも理解できないの?」
とか言われたら・・・どどどどうしよう!!
心配ご無用。
羽田(出国時は成田でしたが同様)の動物検疫所も生物科学安全研究所(狂犬病抗体検査をしてくれる機関)も職員様々がとにかく優しい。多分あたしの様に半泣きで電話をしてくる人が多いんだろう物腰柔らかくいろいろとアドバイスしてくれる。

 

 

 

 

いつもと違う”何か”を感じているのか?

必要以上に距離を詰めてくる

 

 

 

 

そんな中、3つ目の問題発生!
ずばり、狂犬病抗体検査。
”日本の農林水産大臣が指定する検査施設に血液(血清)を送り、狂犬病に対する抗体価を測定します”
(日本の指定検査施設ってのが=生物科学安全研究所)

そんな検査機関が”指定地域外”のタイにあるわけ無いので日本に血清を送らなくてはいけない
生物科学安全研究所のサイトによると”血清は国際郵便(EMS)で送付して下さい”
ところがギッチョン、タイではEMSを含め全ての国際輸送便は「液体は送れない」ですと?・・・はぁ?んじゃどーすんのよ!?

 

 

 

 

なんだろうこの鬱陶しさ・・・

 

 

 

で・困り果てた挙句、在タイ日本大使館へお手紙書いた〜。
「なんらかの公式手続きぽいのは無いの?他の人たちはどうしてんの?」
読まずに食べた〜、ってことは無いけど驚愕の返信を読むことに。
 

「その方、何やら困っているようだの?では都の獣医に行くがよい。皆の者そこで何やらしたら、なにやらうまい事いくらしいぞよ?」
「お代官様もアコギでございますなぁ・・・」
的な回答が返ってきた。

 

2017年ホバーボードが宙を滑り、それをドローンで撮影する時代に、いつになく精悍な顔つきの中村主水が出てくるようなお話の展開!・・・。勿論そうは書いてないよ、でもね・・・この文章はそういう事だよね?・・・的な。
ちなみに一般の人たちは単刀直入にその内容をはっきり口にしたけどね

 

タイがそういう国だって事は知っていたけどまさか自分に降りかかろうとは思ってもみんかった
なんというか”タイの現実”を知った気がする。
頑張れ平民!
こうなってくると本当に日本は平和です。

 

 

 

 

はいはい。置いて行かないから!安心しなさいって

 

 

 

そんなドタバタでイライラでハラハラでどうにかこうにかで、今は狂犬病抗体検査の結果待ち。こいつも先週の木曜に結果が出る予定だったのに未だ連絡来ず・・・。
 

もう面倒だからあたしこのままパタヤに住み続けようかすら?
あれだけ嫌っていたパタヤ・・・。

 

はっきりわかったことがある

パタヤの毒はじわじわ効いてくるという事。

 

このいい加減さになじんだら最後・・・抜けられません