ある日、目が覚めると腰が痛かった。
そうだ、鍼灸院に行こう。
1時間後治療が終わって外を見ると・・・
土砂降りだった。
雨が止むのを待つ事30分、止んだからと言ってここでさっさと帰るわけにはいかない、なぜなら帰り道に数カ所水没している可能性あり。
しゃーないセントラルに非難しよう、てなわけでセントラルのスタバに非難(ここのコーヒーは飲んだ瞬間吐き出しそうになるほど不味い時がある、日によって味が違う基本的にものすごく薄い、前はこんなではなかったのになぜだろう?)。
気がつくとスタバは立ち飲みが出るほどの超満員(不味くても客が来るから遠慮なく劣化して行くようです)、まさかと思って外を見ると・・・
土砂降りだった。
都会人としてはこんなの滅多にお目にかからない
観光客ほぼ写真撮ります
(あたしなんていまだに撮ってるし)
またしても止むのを待つ為に粘ってはみたが一向に止む気配なし。
しょうがないから少々早めの晩ご飯と言う事で”一人しゃぶしゃぶ”を決め込んだ(旦さん出張中で助かった)。
(”しゃぶしゃぶ”と言うか、MKと言う”鍋レストラン”、1人だと告げているのに6人席に通されてさすがにそれは全力でお断りした、少しは空気を読んでほしいものです)
楽しく食事をした後、もうさすがに止んでいるだろう?
まだまだぁ!。
4階から下界を覗いてこりゃびっくり
セントラル前が海になっとるがね!
写真を撮る場所がいつも同じって・・・
どうなの?
いつになく長い雨、これは困った、帰れない。
本来なら2時間もあれば行って帰るところを既に何時間経過しているやら?
この後に予定があったらアウトでしょう(はっきり言ってこの後に晩ご飯作るとかって超絶憂鬱)。
どうにか小降りになって来たので強行突破しよう、外に出ると・・・
ビーチロードは水没していた。
なるべく水を被らないように足をあげるファラン
彼等はカメラを向けるとほぼ笑顔を返してくる・ポーズをとる
あなたを撮っているのではなく景色を撮っているのですが・・・
カメラを避ける日本人とは大違い
マジか?このまま日が暮れたら・・・なんとしてもここで帰らない事には本気でヤバい、バイクタクシーに声をかけると道路を指差してまさかの乗車拒否。
マジか?乗車拒否ってそんなのあるか?
ガックリ肩を落としていると気の良さそうなあんちゃんドライバーが帰って来て「良いよー、乗ってー」、あんた良い人だ!(勿論ふっかけられた。けど、チップも弾んどいた)
「水を回避するためあっちの道から行ってほしい」(勿論、脳波に語りかける)
「どこも同じだよ」(通じるから不思議)
さて、ではどうすんの?現地人や観光客と違ってロールアップしているとは言えがっつりくるぶしまでのパンツをはいてオマケに真っ白いスニーカー(歩行区域、距離が限られているのでいつまでたってもピカピカ新品同様)。
あんちゃんニッコリ微笑んで
「だーいじょうぶ!足を僕の足にのっければ良いんだよ」
え?
あんちゃん、ビーサンくらいははいた方が良いと思うぞ
余談ですが・・・
おばさんのツインテは”可愛さ”ではなく”機能”を重視しているのでデコ全開
おばさんのツインテは”可愛さ”ではなく”機能”を重視しているのでデコ全開
タンデムシートにまだがって、更に両足をあんちゃんの腿にのせると言う曲芸まがいの乗り方。これは罰ゲームですか?
周りを行く車はおかまいなしでバシャバシャ水を跳ね上げて走る、それをよける為に歩道の近くをゆっくり進むバイクタクシー。
雨の日はメットは被らせない、なぜならメットが濡れるから、とでも言いたいのか強制ノーヘル、雨だったからサングラスはバッグの中、こりゃ少々恥ずかしいです、なぜなら・・・
雨が止んだビーチロードには観光客がわらわら出て来てて絶好の被写体になっているあたし。これぞまさしく罰ゲーム・・・いったい何の罰なのかは解らんがな。
山になる直前までほぼ水没
津波とか来たらこの町はどうなるんだろうか?
途中から雨が降り出すわ、道路に穴があいていないか?(朝にはなかった穴ぼこがあいてる時あり)気になるわ、家に帰り着いた時はもうぐったり・・・。
えーと、あたし腰が痛かったんだよね・・・、忘れてたわよ(治った訳ではない)。
こんなトラップがいつ発動するか解らないパタヤ、出不精にもなりますわね。
ちなみに、先日またしても小雨の中帰る羽目に、運転手は・・・あの時のあんちゃんだった。
「このあいだの大雨の日に乗せたね!(にっこり)」
・・・覚えてなくてよろしい!