岡本 吏郎
お金の現実

目次

第1章 お金というもの(「よのなか」の仕組み
外食という出費のファクター ほか)
第2章 お金という夢を追いかけることに夢はない(「お金を貯める方法」のナンセンス
「夢」と「現実」 ほか)
第3章 お金とは何なのか?(お金は奇跡?
バナナの交換 ほか)
第4章 夢は捨てて、現実的に考える(「お金の貯め方7つの鉄則」を書かない理由
安田善次郎というモデル ほか)
第5章 この本での結論(お金という冒険)(実務家の夢物語
「測定」というメッセージ ほか)


ダメダメ本だな、久しぶりに。

最初の章のあたりはとても参考になったのだが、章を読み進むにつれて中だるみしている。

この著者は嫌いじゃないし、他の著書を読んだことがあって、それはGOODなのであるが。。。

バイアスの話が出ていたが、著者こそバイアスがかっている気がする。

また、帯に書いてある言葉も多少傲慢さが見受けられる。

『この本を読んで、本を投げてしまう人は、99%お金持ちになれません。逆に、この本に夢を感じていただけるならば、お金持ちになる可能性は十分あります。』

は?何様のつもり?って感じ。

確かにお金に関してプロであることは認めるし尊敬しているが(他の著書は結構イイ)、それだけに今回はとても残念でならない。

次回作は期待していますよ