日本円にして2万4000円という、LENOVO ThinkPad X220バッテリー 携帯電話よりも安いノートPCだが、OSは付属しない。なので、購入したままの状態では、Linuxベースの「ExpressGate Cloud OS」を使うことになる。日本語表示に切り替えられるのと、WebブラウザのGoogle Chromeが導入されているので、「Webページを閲覧する」だけならばなんとかなるが(ほかにも、簡単なゲームや画像ビューアが用意されている)、いかんせん、日本語入力ソフトがないので文字入力が必要な作業は一切できない(日本語変換機能を提供しているWebページを試してみたが、ExpressGate Cloud OSに導入されているGoogle ChromeではSony VGP-BPS9A/B 、どうにもうまくいかなかった)。日本語のWindows 7環境で使いたいと思った場合、OSは自分で用意する必要がある(ちなみに、インドネシアのユーザーがWindows OS環境を用意しようと思った場合、いろいろと方法があるよSony VAIO VGN-SZ バッテリー うだが、ここではあえて説明しない)。
日本円にして2万4000円弱という価格に思わず買ってしまった日本人が、このノートPCを日本で真面目に使おうと思ったとき、OSを用意しなければならないのと、無線接続機能が使えないなど、何かと制約が多いので苦労するDell Studio 1557バッテリー ことになる。もし、ネットワーク接続機能がない大画面薄型テレビを持っていて、そのテレビがHDMIインタフェースを搭載しているなら、有線でインターネットにアクセスするEee PC 1015Bをテレビに接続して、オンラインコDell Inspiron 2200バッテリー ンテンツを高解像度で再生するという使いかたは、真面目なユーザーにも勧められる。 それとは別に、「ねえねえ、これ、日本ではめったに見られない、“Ontario”なEee PCなんだぜぇー。価格は! なんと! 240万!(ルピア) 」とウケ狙いで買ってみるのも一興かもしれない。なお、12.1型ワイド液晶ディスプレイでDell Inspiron 17Rバッテリー 解像度が1366×768ドット、E-350を搭載する「Eee PC 1215B」が100万ルピアを追加すれば購入できたりするので、
「うーん、1024×768ドットじゃ使い物にならないよなー、1366×768ドットあれば仕事 に使えるなー、うーん」と悩むかもしれないが、インドネシア土産としては、やっぱり「日本で買えない爆安でOntarioなEee PC」という面白さで勝負したHP HSTNN-UB17 いところだ。新生VAIO Zの実力はどれほどのものなのか。第3世代デュアルSSDの性能やドッキングステーション(Power Media Dock)接続時のパフォーマンスが気になるところだ。ここからは各種ベンチマークテストの結果を見ていこう。今回は標準仕様モデル(VPCZ219FJ/B)のほかに、VAIOオーナーメードのハイスペックモデル(VPCZ21AJ)も用意した。 VPCZ21AJのスペックはAcer Aspire 5570Z バッテリー 、Core i7-2620M(2.7GHz/最大3.4GHz、3次キャッシュ4Mバイト)、8Gバイトメモリ、Intel HD Graphics 3000+AMD Radeon HD 6650M(Power Media Dock)、1920×1080ドット表示の13.1型ワイド液晶、512GバイトのデュアルSSD(256Gバイト×2/RAID 0)、64ビット版Windows 7 Professional(SP1)という最速に近いハイスペック構成だ。
そのほか、テストによってAcer Asprie 3050 バッテリー は13.3型ワイド液晶とAMD Radeon HD 6630M 、光学ドライブを内蔵したオールインワンモバイルノートPC「VAIO S(SA)」の「VPCSA2AJ」、VAIO Z(Z1)の2010年春モデル「VPCZ11AFJ」のスコアも参考までに併記した(いずれもVAIOオーナーメードモデルのハイスペック構成)。 なお、今回テストしたVPCZ219FJ/BとVPCZ21AJは発売前の試作機なので、実際の製品と一部異なる場合がある。Acer Asprie 3680 バッテリー まずSSDのパフォーマンスを確認しよう。新型VAIO ZのSSDはすべてデュアル搭載のRAID 0構成だ。標準仕様モデル(VPCZ219FJ/B)はSerial ATA 3Gbps対応の第2世代製品で容量が128Gバイト、
VAIOオーナーメードモデルAcer Asprie 5050 バッテリー (VPCZ21AJ)はSerial ATA 6Gbps対応の第3世代製品で、容量が128G/256G/512Gバイトの3種類から選べる。 今回は標準仕様モデル(VPCZ219FJ/B)の128GバイトデュアルSSD、VAIOオーナーメードモデル(VPCZ21AJ)の256G/512GバイトデュアルSSD、そしてVAIO S(SA)の256GバイトクアッドSSDとも比較してみた。256G/512GバイトデュアルSSDを搭載したVPCZ21AJのSSD以外のスペッAcer Asprie 5570 バッテリー クは同様だ(上記の表を参照)。容量やそのほかのスペックに差があるため、厳密な比較ではないが、傾向はつかめるだろう。第3世代デュアルSSDのメリットは歴然としている。第2世代のデュアルSSDに比べると、シーケンシャルやランダム512Kバイトのリード/ライトがそれぞれ2倍近くかそれ以上に高速化した。ランダム4Kバイトのリード/ライトも確実に高速になっているところをみると、
単に高速なインタフェースに対応しただけでないSSDコントローラ自体の性能 向上がうかがえる。 同じ第3世代デュアルSSDの256Gバイトと512Gバイトの比較では、リード性能では少し256Gバイトのほうがよい傾向にある一方、Acer Asprie 5580 バッテリー シーケンシャルライトやランダム512Kバイトのライトでは512Gバイトのほうが速かった。特にシーケンシャルライトでは2.4倍以上の速さとなっている。全容量でテストする場合、容量が大きいほうがランダムアクセスの数値上で若干不利になる(アクセス範囲が広いため)のは必然なので、ランダム4Kバイトでの若干のスコア差は気にしなくてよいだろう。 VAIO S(SA)のクアッドSSDに対して、第3世代デュアルSSDの512Gバイトは全項目で完全に上回るということはなかったが、RAIDで高速化できないランダム4Kバイトのスコアには世代の差が確実に出ている。Acer TravelMate 2480 バッテリー また、詳しくは後述するが、実際の作業のシミュレーションをもとにしたより実践的なテストであるPCMark05とPCMark VantageのHDDスコアでもはっきり第2世代SSDよりも第3世代SSDを搭載したモデルのほうがよいスコアを出しており、総合的に見て「第3世代デュアルSSDは、従来のクアッドSSD以上のパフォーマンス」といっても構わないだろう。デュアルSSDの世代の差は、Windows 7標準の性能評価機能であるWindowsエクスペリエンスインデックスのプライマリハードディスクのサブスコアでも確認できる。VPCZ219FJ/Bは「7」であるのに対し、VPCZ21AJは「7.9」と最高スコアに到達したAcer TravelMate 3262 バッテリー 。 システムの基本性能を調べるテストであるPCMark05とPCMark Vantageの結果はごらんの通り優秀だ。クアッドコアの第2世代Core iシリーズを搭載した一部のハイパフォーマンスノートPCには少し届かないものの、
モバイルノートPCとしてはAcer TravelMate 3270 バッテリー 最高級のパフォーマンスといって間違いない。無論、この薄さと軽さも考慮したら、抜群のパフォーマンスだ。ただし、PCMark05のGraphicsスコアでは、ドックの接続時と非接続時でほとんど変わらない結果となった。下に示したGraphics Test Suitesの内訳(VPCZ219FJ/B)を見ると、3D系のテストではドック装着時のほうが高いスコアをマークしている一方、Graphics Memoryのテストではドック接続時のほうが大きくスコアを落としているのが分かる。このテストはGPUの性能というよりもバスの性能を計測するテストで、メインメモリからグラフィックスメモリへデーAcer TravelMate 4310バッテリー タを連続して転送するという内容だ。そのため、GPU切り替えの仕組みや、Light Peak技術でドックを外付けしたことによる帯域不足の影響が出たのだろう。 レビューの前編でも触れたが、新型VAIO ZのLight Peak技術によるドック接続インタフェースの帯域は、PCI Express 2.0(5GT/s)でいえばx2相当(送受信でそれぞれ最大10Gbps)であり、通常GPUを接続するx16とはかなり差がある。 ちなみに、同じようにGPU切り替えの仕組みを採用したNVIDIA Optimus Technology搭載ノートPCなどでも、Graphics Memoryのスコアは振るわない製品が多い。 Acer Aspire 3100 バッテリー 一方、PCMark Vantageでは傾向が異なり、こちらのGamingにおいては順当にドック接続時のほうがスコアを大きく伸ばした。グラフィックスのパフォーマンスをより詳しく調べるため、総合的な3D描画性能を計測する3DMark06や、各種ゲームタイトルのベンチマークテストも走らせてみた。
スコアは以下にまとめた通りだ。まずは3DMark06だが、ドック接続時にスコアが大きく向上し、Radeon HD 6630M(1Gバイト)内蔵 のVAIO S(SA)を完全に上回るスコアをマークした。 FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3では、ドック接続時のほうがAcer Aspire 3102バッテリー 大幅にスコアが上がっているものの、ワンランク下のGPUを内蔵しているVAIO S(SA)に少し劣るスコアとなった。ストリートファイターIVベンチマークの低負荷設定(1280×720ドット)でもやはり少し低い。そして、ColinMcRae:DiRT2 Demoでは大きく差を付けられてしまった。 パフォーマンス低下の主な原因が、外部GPUの描画結果を内蔵GPUのグラフィックスメモリを経由して利用するというGPU切り替えの仕組み上のものなのか、Light Peakの帯域で頭打ちになっているのかは分からないが、Radeon HD 6650M(1Gバイト)のフルAcer Aspire 3102NWLMiバッテリー パフォーマンスが出せないアプリケーションもある、ということは覚えておきたい。 ちなみに、一部のテストではドックから直接映像を出力した場合も計測してみた。この場合は内蔵GPUの出力を使わず、外部GPUから直接出力されるためだ。結果は、ストリートファイターIVベンチマーク(高負荷設定)のみ17%ほどスコアがよくなったが、ColinMcRae:DiRT2 DemoやFINAL FANTASY XIV Official BenchmarkAcer Aspire 3102WLMiバッテリー ではほとんど変わらなかった。これらについてはLight Peakによる帯域の影響が大きそうだ。基本システムには、Sandy Bridgeこと第2世代のCore iシリーズを採用。Sandy Bridge世代のモバイルPC向けプラットフォーム(開発コード名:Huron River)を採用したのは、VAIO Zとしては初めてだ。 1キロ台前半のモバイルAcer Aspire 3103バッテリー ノートPCでは、放熱設計やバッテリー駆動時間の関係から低電圧版のCPUが採用されることも多いが、
低電圧版のCPUは通常電圧版のCPUに比べて動作クロックが低く、パフォーマンスも不利になる。 これに対し、パフォーマンスとモビリティの融合をテーマに掲げるVAIO Zでは、かねてから通常電圧版CPUの搭載にこだわってきたが、Acer Aspire 3104バッテリー 今回もそれは健在だ。厚さ16.65ミリで重さ1.165キロ(最軽量構成では1.15キロ)の超薄型・軽量ボディに生まれ変わってもなお、通常電圧版のモバイル向けCPUをきちんと載せてきたことは特筆できる。 標準仕様 モデルのCPUは、Core i5-2410M(2.3GHz/最大2.9GHz、3次キャッシュ3Mバイト)を採用する。VAIOオーナーメードモデルではこれに加えて、Core i7-2620M(2.7GHz/最大3.4GHz、4Mバイト)やCore i5-2540M(2.6GHz/最大3.3GHz、3Mバイト)、Core i5-2520M(2.5GHz/最大3.2GHz、3Mバイト)、Core i3-2310M(2.1GHz、3Mバイト)も選べるAcer Aspire 3104WLMiB120バッテリー 。 さすがにクアッドコアCPUは選べないが、モバイル向けデュアルコアCPUとしては最速のCore i7-2620Mを、MacBook Air(最厚部17ミリ)より薄いボディに搭載できるのは画期的だ。チップセットはIntel HM67 Expressを採用する。 ノートPC単体ではグラフィックス機能にCPU内蔵のIntel HD Graphics 3000を利用するが、Power Media Dock接続時はドック側に内蔵した高速なGPUのAMD Radeon HD 6650M(グラフィックスメモリ1Gバイト)を利用し、描画性能を引き上げることが可能だ(詳しくは後述)。メインメモリはDDR3-1333に対応しており、Acer Aspire 3104WLMiB80バッテリー 標準仕様モデルは4Gバイト(2Gバイト×2)を装備。VAIOオーナーメードモデルでは8Gバイト(4Gバイト×2)もしくは6Gバイト(4Gバイト+2Gバイト)の構成も選べる。 本体の薄型化を追求するため、メモリモジュールは汎用のSO-DIMMではなく、専用の薄型モジュールを新たに採用した点に注目だ。ユーザーによるメモリの交換や増設は行えないので、4Gバイトを超えるメモリを搭載したい場合は、はじめからVAIOオーナーメードモデルを選ぶ必要がある。通常電圧版の第2世代Core iシリーズを搭載しつつ、これほどボディが薄いのだから、汎用的なスロットを搭載していなAcer Aspire 3104WLMiB80F バッテリー いのは仕方がないところだ。 データストレージは、RAID 0構成のデュアルSSDに一本化された。
本体の薄型化に伴い、従来機種のような実装面積が増えるクアッドSSDやHDDは省かれている。デュアルSSDの容量は、標準仕様モデルが128Gバイト(64Gバイト×2)のみ、VAIOオーナーメードモデルでは128Gバイト(64GバAcer Aspire 3690バッテリー イト×2)のほか、256Gバイト(128Gバイト×2)、512Gバイト(256Gバイト×2)が選べる。 このデュアルSSDは、標準仕様モデルとVAIOオーナーメードモデルで容量以外にも差が付けられていることを押さえておきたい。前者はSerial ATA 3Gbpsに対応した「第2世代SSD」(従来機種と同様)であるのに対し、後者はSerial ATA 6Gbpsに対応した「第3世代SSD」を新たに採用しているのだ。つまり、同じ128GバイトのデュアルSSDでもVAIOオーナーメードモデルのほうが高速という。 従来同様、デュアルSSDのモジュールは独自形状を用いており、基板の両面にフラッToshiba Satellite A355バッテリー シュメモリとコントローラをそれぞれ実装することで、1枚の基板の裏表でRAID 0のデュアルSSDを構成する。コネクタもSerial ATAの2ポートをまとめた独自仕様となっており、汎用のSSD/HDDへの換装はできない。こうした基本スペックの向上に伴い、新型VAIO Sと同じように「Quick Boot」という高速起動の技術も備えている。BIOSやOS起動時のタスクを最適化することで、Windows 7の起動を高速化cToshiba Satellite A355Dバッテリー vするというものだ。 新型VAIO Zでは、VAIOオーナーメードモデルでのSSD高速化も後押しし、電源ボタンを押してからWindows 7が立ち上がるまで、約13秒の高速起動を実現したという(仕様によって起動時間は異なる)。このタイムはVAIO史上最速とされており、VAIO Zの面目躍如といえる。起動高速化のToshiba Satellite A500 バッテリー 設定は「VAIOの設定」から行える。 なお、最速で約13秒というのはノートPC単体での起動時間だが
、同条件のVAIO ZにPower Media Dockを装着しても起動時間が4~5秒延びる程度という。さて、バッテリーを外した後は、底面 に見えているネジをすべて外す。また、底面の右上と左上に小さなカバーがあり、その下にネジが1本ずつToshiba Satellite L200 バッテリー 隠されているので、その2本も外しておく。これらのネジを外すと、ボトムカバーを丸ごと分離できる。ボトムカバーを外すと、内部パーツのレイアウトが一望できる。見るからにスペースの余裕がまったくない、パーツがみっちりと敷き詰められた内部構造だ。薄型化を図るため、極薄モバイルノートPC「VAIO X」と同様、通常とは逆方向の底面側からToshiba Satellite L202バッテリー キーボード面に向かって各パーツを実装した構造になっている。 基板を裏側から見ているので少々分かりにくいが、中央に片面実装のマザーボード、その左下にデュアルSSDモジュール、その上にドック接続インタフェースのコントローラを実装した基板、そして左端にフルサイズのMini PCI Expressカードスロット(ワイヤレスWAN用)と各種インタフェースの基板を配置。マザーボードの右上にはハーフサイズのMini PCI Expressカードスロット(無線LAN/WiMAX用)、右端にはデュアルファン構成のヒートシンクが並ぶ。このパーツレイアウトについては、「今回は汎用のPCパーツがほとんどなく、独自開発のものが多いため、最初はとにかく皆で手探りで調整していった」と只野氏は語る。今回は17ミリ以下という薄さのターゲットが重要だったため、マザーボードToshiba Satellite L203バッテリー は片面実装とし、メモリモジュールも独自の薄型タイプを用いており、
各パーツを縦に重ねず、横に並べるように配置することで、薄型化を追求していった。 結果 として薄さは16.65ミリにおさまり、フットプリントは第2世代VAIO Zと比較した場合、奥行きが同じ210ミリ、横幅が16ミリ長い340ミリとなったToshiba Satellite L450バッテリー 。横幅が少し広がった理由について井口氏は「従来と同じ主要キーで約19ミリのキーピッチがあるキーボードユニットを搭載すると、ほぼ横幅が決まる。今回は薄さ重視でキーボードユニットの下に各種コネクタを重ねて実装できなかったため、左右にずらして配置したところ、この横幅がギリギリ最小というサイズだった。とはいえ、各コネクタも汎用品とは違う実装面積の小さいものを採用し、Toshiba Satellite L500 バッテリー 小型化を追求している」と説明する。次はネジで固定されたSSDモジュールを取り外す。新型VAIO ZではストレージがすべてデュアルSSD(RAID 0対応)に統一された。標準仕様モデルの容量は128Gバイト(64Gバイト×2)、VAIOオーナーメードモデルで選択できる容量は512Gバイト(256Gバイト×2)、256Gバイト(128Gバイト×2)、128Gバイト(64Gバイト×2)だ。従来機種が採用していたクアッドSSDモジュールや2.5インチHDDは、本体の薄型化に伴い実装するスペースが確保できなくなったため、今回は省かれている。 デュアルSSDは第2世代VAIO ZやVAIO Sと同じサイズの独自形状モジュールだ。
基板の両面にフラッシュメモリとコントローラをそれぞれ実装し、1枚の基板の裏表でRAID 0構成のデュアルSSDを実現 する。 さらに、VAIOオーナーメードモデルでは、SSDの接続インタフェースが従来の3Gbpsから6GbpsにL550バッテリー 高速化しているのが見逃せない(標準仕様モデルのSSDはVAIO Sと同様、3Gbpsで接続)。VAIOオーナーメードモデルのデュアルSSDは、各コントローラがそれぞれ1基(計2基)の6Gbps対応Serial ATAポートを使う仕組みだ(チップセットのIntel HM67 Expressは、2基の6Gbps対応Serial ATAポートをサポートしている)。端子は従来と同じ独自形状となる。 新型のデュアルSSDについて、金森氏は「実装面積のToshiba Satellite M205 バッテリー 関係でクアッド構成は選べなくなったが、従来比で2倍の転送速度に対応したため、ホストとSSD間のコマンド発行時間が短縮され、実データの転送時間も速くなった。よって、大容量のシーケンシャルアクセスも小容量のランダムアクセスも速度が高速化している。Way数が容量によって異なり、実は容量が増えると動作速度が少Toshiba Satellite M206バッテリー しずつ速くなるのもポイント」と、その優位性を述べた。通信機能は最大送受信速度300Mbpsに対応したIEEE802.11a/b/g/nの無線LAN、1000BASE-Tの有線LAN、最大受信速度28Mbps/最大送信速度8Mbpsに対応したIEEE802.16e-2005のWiMAX、Bluetooth 2.1+EDRを搭載する。 本体のインタフェース類は、USB 3.0機器も接続できるPower Media Dock用端子、1基のUSB 2.0(電源オフ時の給電に対応)、HDMI出力、アナログRGB出力、ヘッドフォン出力、有効画素数131万画素のExmor CMOSセンサー搭載Webカメラ、指紋センサー、メモリースティック デュオスロット(PRO-HG対応)Toshiba Satellite M207バッテリー 、SDメモリーカードスロット(SDHC/SDXC/UHS SDR50対応)を装備。モノラルマイクとステレオスピーカーも内蔵し、サラウンド技術のDolby Home Theater v4を利用できる。 OSは64ビット版のWindows 7 Home Premium(SP1)、オフィススイートはOffice Home and Business 2010がプリインストールされる。また、Windows 7を起動せずにワンボタンで専用のWebブラウザをすばやく立ち上げてインターネットにアクセスできる「Quick Web Access」機能も持つ。標準添付のPower Media Dockは、
専用スタンドによる縦置き設置でも単体での横置き設置でも利用できる。利用する場合 は専用のACアダプタをドック側に接続し、ドック側のじか付けケーブルでPC本体と接続する仕組みだ。 接続端子はPCへの給電用とUSBコネクタToshiba Satellite M208バッテリー 内に設けた小型のデータ伝送用の2つに分かれている。データ伝送端子のインタフェースはインテルが開発した高速汎用データ伝送技術「Light Peak」(開発コード名)に基づくもの。内部に配線された2本の光ファイバーケーブルによって、受信最大10Gbps/送信最大10Gbpsのデータ伝送速度を実現する。 Light Peakはすでに「Thunderbolt」の名称で規格化され、アップルが銅配線によるThunderbolt端子をMacBook ProやiMacに採用しているが、Thunderboltが幅広い対応周辺機器との接続と給電を想定したインタフェースなのに対して、VAIO ZのインToshiba Satellite M209バッテリー タフェースはPower Media Dock専用のものだ。ドックにはGPUのAMD Radeon HD 6650M(グラフィックスメモリ1Gバイト)とスロットインタイプのDVDスーパーマルチに加えて、HDMI出力、アナログRGB映像出力、USB 3.0×1、USB 2.0×2、1000BASE-T有線LANの端子も装備する。PC本体と接続した場合、グラフィックス機能はCPU内蔵のIntel HD Graphics Toshiba Satellite M211バッテリー 3000かドック内のAMD Radeon HD 6650Mを選択できる。従来機種が搭載していたグラフィックス切り替えスイッチはなくなり、Windows上のユーティリティからグラフィックスを切り替える仕組みとなった。 PC本体に搭載する液晶ディスプレイに加えて、PC内蔵の映像出力(HDMIもしくはアナログRGB)、ドック側の2つの映像出力を両方利用し、同時に4画面のマルチディスプレイ環境で利用 することも可能だ。ドックのサイズは148(幅)×220(奥行き)×16.65(高さ)ミリ、重量は約0.685キロ。
ドックを取り外すときは、Toshiba Satellite M212バッテリー 接続端子の上にあるボタンを押し、PC本体との接続を解除した後にケーブルを抜くといった手順になる。評価機の構成は、Core i7-2620M、メモリ8Gバイト(4Gバイト×2枚)、NVIDIA GeForce GT525M(2GB)/Intel HD Graphics 3000、750GバイトHDD(7200rpm)、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 7 Home Premium 64bit(SP1)といった内容だ。この構成でベンチマークテストを実施した。 Windows Toshiba Satellite M215バッテリー 7標準のエクスペリエンスインデックスは「5.9」だが、データストレージが2.5インチHDD(7200rpm)であることからプライマリHDDのサブスコアが足を引っ張ったもので、それ以外のサブスコアはより優秀だ。特にプロセッサで7.1、メモリ7.5とハイレベルなサブスコアをマークしており、Windows 7環境でストレスなく作業できるパフォーマンスを備えていることが分かる。 基本性能を見るPCMark05、PCMarkVantageともにベンチマークテストはドライバ側の標準でNVIDIA GPUを利用するように設定されており、Toshiba Satellite M216バッテリー そのまま実行している。PCMark05のCPUスコアで10000に迫るスコアをマークしており、高い基本性能を備えていることが分かる。PCMarkVantageは全体的にストレージ性能にかなりスコアが左右される傾向があるためHDD搭載機は不利だが、それでも8000を超える総合スコア(PCMark)をマークしているのだから健闘しているといえるだろう。3D系のテストに関してはGeForce GT525Mと内蔵GPU、それぞれを指定して実行している。パフォーマンスの差を見ていくと、3DMark06で1.65倍、FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3(HIGH)で約1Toshiba Satellite Pro A200 バッテリー .8倍と、GeForce GT 525Mのほうが内蔵GPUに比べて高速だった。比較的描画負荷の低いゲームであれば、快適にプレイすることができそうだ。
ただし、FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3のみ、アプリケーション単体で指定 するだけではうまくいかず、グローバル設定(全体の設定)でNVIDIA GPUを指定しないとNVIDIA GPUで動作しなかった。スコアもHIGHとLOToshiba Satellite Pro A210 バッテリー Wで逆転しているなど、このアプリケーションに限り、Optimusの動作にやや不安を残した。動作音は静粛なほうだろう。アイドル時は動作していることが分かる程度だが、負荷をかけても少しの間ならそれほど大きな音はしない。さすがにNVIDIA GPUに高負荷がある程度連続してかかるような状況では大きな音がした。発熱に関しては、特別熱い部分はないが、左パームレストが比較的熱を持ちやすい傾向にToshiba Satellite Pro A300バッテリー ある。常時手が触れる部分だけに気になった。 バッテリー駆動時間のテストは、bbench1.01(海人氏・作)で行った。bbenchの設定は「60秒間隔でのWeb巡回(10サイト)」「10秒間隔でのキーストローク」、無線LANで常時接続し、WebブラウザはInternet Explorer 8(32ビット)を指定している。電源プランはバランス(ディスプレイ輝度40%)で行なっている。残り残量5%で休止状態へ移行するまで、約252分(6時間12分)動作した。公称値の8時間22分と比べると短いが、液晶ディスプレイの最大輝度Toshiba Satellite Pro L300 バッテリー が非常に明るいため、40%に設定しても実用十分な明るさがあることや、常時接続環境でテストしていることを考慮すれば立派な数字といえる。直販価格は12万9980円となっている。第2世代のCore i7に、見やすいフルHDの高輝度液晶ディスプレイ、8Gバイトのメモリ、さらにGeForce GT 525M(2Gバイト)を搭載するスペックだけでもコストパフォーマンスは抜群だろう。 他のパッケージを見ると、ほぼ同じ構成で、CPUがCore i5-2410M、メモリが6Gバイト(4G+2Gバイト)となる
「最新プロセッサープラチナパッケToshiba Satellite Pro L300D バッテリー ージ」が10万9980円と、こちらもまた買い得感が高い。もっとも安い「最新プロセッサープレミアムパッケージ」は、販売価格が9万9800円と10万円を切るが、液晶の解像度が1366×768ドットになるほか、パーツもそれぞれグレードダウンするため、上位2パッケージのどちらがお勧めだ。 特に液晶ディスプレイのフルHD解像度対応、表示品質はストロンToshiba Satellite Pro L450 バッテリー グポイントとして強調できる。これだけのコストパフォーマンスに加えて、デザインの付加価値もある。意匠を凝らした細部の処理表面仕上げの美しさは、使うほどに実感でき、しっかりと所有欲を満たしてくれるだろう。このデザイン、質感に魅力を感じるなら購入して後悔しない製品といえるだろう。新型VAIO Zは高速起動技術の「Quick Boot」に対応しているため、PassMark Rebootorを使ってWindows 7の再起動時間(終了→起動)も計測した。
ドック接続時は少し時間がかかToshiba Satellite Pro L550 バッテリー っているが、ドックなしでの再起動時間で24秒というのは非常に高速だ。「VAIOの設定」から高速起動の設定を有効にしても、標準仕様モデル(VPCZ219FJ/B)では0.5秒の高速化にとどまったが、VAIOオーナーメードモデル(VPCZ21AJ)では3秒ほど高速になった。 参考までに計測した旧VAIO Z(Z1)では52秒だったことからも、明らかに高速化されていることが分かる。 ちなみに、ソニーは電源VGP-BPS2B ボタンを押してからWindows 7が立ち上がるまで、約13秒の高速起動を実現した(仕様によって起動時間は異なる)としているが、実際に第3世代デュアルSSD搭載のハイスペックなVAIOオーナーメードモデル(VPCZ21AJ)で試したところ、ほぼ13秒でWindows 7のようこそ画面が表示され、15秒程度でデスクトップ画面が表示された(以下の動画を参照VGP-BPS2C )。電源オフの状態から、ここまで速く起動できるのはありがたい。 バッテリー駆動時間のテストは、BBench 1.01(海人氏・作)で行った。BBenchの設定は「60秒間隔でのWeb巡回(10サイト)」および「10秒間隔でのキーストローク」だ。