母は予言のように

「あなたの将来はこうなる。
私にはわかる。」
と事あるごとに言う



そして、それはよくない方向です



それが怖くて
その言葉にとらわれて
知らず知らず行動してきました



自分の意思とは違うものであっても



回り道をし過ぎて
日々の時間の過ごし方がわからなく
なっていたこの数日



仕事の忙しさや
家事を無意識のうちに
していると体が思い出してきました



目覚ましの1分前に目が覚め
コーヒーを入れ
窓を開け空気を入れ替える








毎日見ているはずの景色の
駐車場からの夕焼けも
何日かぶりにまた気がします



もういいねん…



幾度となく
解決しようとしたけれど



あなたの思うような娘には
なれないけれど
それでももういいねんな



思い返すと
いろいろな予言
当たっていた事はあったんだろうか



私は何に怯えていたんだろうか




年を重ね
不安や心配ばかりで一日を過ごす母




一日を穏やかに過ごしてほしい
何にもとらわれずにと言う言葉は
届かないけれど




それでもそう願うんですよね



母らしく
父らしく



願うばかりです



あっ、それから
これからの予言はいいことを言って
下さいね



これも願うばかりです