はじめまして、いきづら子です。

 

30歳を目前にして、自閉症スペクトラム診断を受けました。

 

空気が読めず

勉強もできず

運動もできず

 

雨にも風にも負けっぱなしの人生。

 

先日、そんな私にそっくりなキャラクターが出ている映画を観に行きました。

 

そう

 

 

ドリーです。

 

私の口癖ベスト10に「いま何の話してたっけ?」がランクインしているのですが、

 

ドリーは、まさにそんな感じです。

 

10秒前に話していたことが脳内で自動的に抹消されます。

ドリーはこの欠点を欠点とは見なさず、絶対的最強スルースキルとして活用し

本編で仲間を大いに振り回しながら大活躍しかしません

 

この世界一優秀なナンヨウハギの無双ムービー

妹(22歳)の口車に乗せられ、先日観に行きました。

 

以下ネタバレ無しで感想を述べます。

 

『ファインディング・ドリー』(2016)

 

前作ファインディング・ニモ(2003)の続編となる本作。

実に13年ぶりのピクサー最新作なだけあって、CG技術もかなり進化しています。

 

前作では表現しきれなかった砂つぶのテクスチャーはもとより、

キャラクターの一匹一匹の動きや表情も、より活発でリアルになっていました。

 

ピクサーは近年ライティング(映像世界における照明の当て方)に

かなり力を入れているため、他のCGアニメーションより一段高い臨場感があります。

本作でも勿論、その技術の高さを堪能できます。

そのため無意識のうちに、

時間の流れを納得させるテクニックには脱帽させられました。

 

映像の凄さだけではなく、脚本にもピクサーならではの遊び心が

ふんだんに散りばめられています。

ピクサーならではのシュールなギャグセンスは

大メジャーディズニーの毛色とはまた一味違うのも魅力の一つ。

映画館内では幾度となく、観客全員がクスクス状態でした笑

 

そして是といった中だるみもなく、キャラクターに命を吹き込む声優陣も

とっても豪華でぴったりハマっていました。

個人的には中村アンのアフレコが思ったよりも器用だったことに驚き。

ハンク役の上川さんは持ち前のハンサムボイスと演技力で、

余裕しゃくしゃくでユニークに演じられていましたね。

 

個人的には3Dで鑑賞することをオススメします。

CGの解像度が綺麗なので目がつかれず、また酔うこともなく臨場感のみ

楽しめましたので、多少値がはっても構わないという方は是非!

 

最後にドリーがどれだけ忘れっぽいのかを貼りたいと思います。

 

 

くそかわええ。

 

最後まで読んで頂き有難うございます♪