夜だ。
雨が降っている。
私は車を運転している。
なぜか膝上に置いている、視界を遮るほどの大きなクッションが邪魔だ。
職場からの帰り道、なのだと思う。
けれども、いやに車が少ない。
相当遅い時間なのだろう。最近は残業が立て込むばかりだ。気が滅入る。
大きな交差点に差し掛かる手前で、
それにしても車が少ない、と違和感を抱いた。
雨の所為で視界が悪い。
街灯も少ない。
深夜過ぎかと疑うくらいの人気と車通りの無さだ。
何か聞こえる。
気が付いた瞬間、咄嗟にブレーキを踏んだ。
かろうじて、交差点手前の停止線で止まることができた。
交差点を右折した先にパトカーがずらりと並んでいた。
この交差点は封鎖されているのか。
道理で車通りが全く見られないわけだ。
降りしきる雨の中、サイレンの音が断続的に響いている。
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目を開けると、それは鳥の鳴き声だった。
タイムリーな夢。
多分ほんの1、2分で見た夢だと思う。