夜だ。

 

雨が降っている。

私は車を運転している。

なぜか膝上に置いている、視界を遮るほどの大きなクッションが邪魔だ。

 

職場からの帰り道、なのだと思う。

けれども、いやに車が少ない。

相当遅い時間なのだろう。最近は残業が立て込むばかりだ。気が滅入る。

 

大きな交差点に差し掛かる手前で、

それにしても車が少ない、と違和感を抱いた。

雨の所為で視界が悪い。

街灯も少ない。

深夜過ぎかと疑うくらいの人気と車通りの無さだ。

 

何か聞こえる。

 

気が付いた瞬間、咄嗟にブレーキを踏んだ。

かろうじて、交差点手前の停止線で止まることができた。

 

交差点を右折した先にパトカーがずらりと並んでいた。

この交差点は封鎖されているのか。

道理で車通りが全く見られないわけだ。

 

降りしきる雨の中、サイレンの音が断続的に響いている。

 

**********

目を開けると、それは鳥の鳴き声だった。

 

タイムリーな夢。

多分ほんの1、2分で見た夢だと思う。