住宅街だ。

ダークグレイ系で統一された、戸建ての新築住宅が並んでいる。

一軒一軒がこじんまりとしていて、外見はほぼほぼ造りが同じ。

違和感しかない並びで、空き地と狭い路地に沿って一軒家が並んでいる。

見てすぐに判る、分譲の区画割りで揃って建てられたであろう、

新興の住宅地だ。

 

前に一時期住んでいた所も新興住宅地だったから、

その雰囲気は何となく懐かしさを感じた。

路地を歩いている間、ずっと色彩の薄い住宅街の中を進む間も、

「これから新しい街ができるのだな」と感じていた。

まだ入居は始まっていないようで、

道には一人も見掛けなかった。

 

人気のない住宅地をぐるっと一回りして元の場所へ戻ってきた。

庇のある区画へ入ると中はトンネルのように暗かった。

壁に複数の絵画が掛けてあった。

抽象画だ。シンプルな線とビビッドな色使いが個人的には気に入った。

奥まったところに喫茶店があり、

そこにもちらほらと絵があった。

芸術を愛している人々が暮らしているのだと思った。

 

こうして、日常的に芸術に触れ合えるのはいいものだと、

トンネルの中を歩いていきながら、そう思った。

 

 

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リハビリ的に書いてみる夢オチ。

ちょっとずつ訓練しないとね〜〜