ここんとこ疲労が溜まりに溜まってたので、

シフト休みの今日はどっかのカフェで美味いコーヒーを飲みながら、

ゆったり読書でもしたいね……っていう気分だったので、

実行してきました。

 

いや〜〜希望通りのことができると回復力もダンチだよね〜〜〜!

なんか大分回復できた気がします。ヨカッタヨカッタ

これで明日の地獄も切り抜けられる…ような気がする

 

そんな訳で『渚にて』読了。

やっぱり残りが気になり過ぎたのと、どうせ2冊目と入れ替えないといけんし、

っちゅーので昨日家に持って帰ってきた。

読了したよ…人類最後の日をね……

なんか…こう…思ってたんと違うというか……

いや、すごく良い意味でね。

すんげードス黒くて暗澹たるラストのイメージを持ってたもんだから、

良い意味で裏切られたというか。

なるほど、こういう切り口から核戦争の顛末を描くのもアリかー、と。

 

(↓以下、若干のネタバレを含むので知りたくない人はご注意を)

 

 

 

戦争に関係のない、ごくごくありふれた一般市民達の生活を淡々と描いている。

まあ実際に起こってみなければ、どうなるかなんて判らないけども。

でも後書きに書かれてたみたく、理想の終わり方だよね、とは思う。

人間がここまで誠実な生物であるかどうかは、正直疑問だけど。

でもそうありたい、ていう言葉にはとても共感するね。

 

しかしのっけから終わりまで残酷な話だったねー……

読み終わった瞬間に出てきた感想は「なんでこんな残酷な話書いちゃうの」だった(笑)まあ、結局は人類の自業自得な話だから仕方ないけど。

のっけから救いがゼロだから、むしろ潔いのかもしれない。

全体を通して下地にそれがあって、でも文章の中に悲壮感はあまりない。

誰もが残り時間を告げられたら、いつかそれを受け入れられる日が来るんだろう。

 

でもなあ、艦長は本当に、立場を重ねると心底しんどいものがあったね…

遠く遠く離れた自宅にいる家族は全員死んでいて、

でもそれを確かめることもできない。自宅にも戻れない。

ただ確実に死んでいる。

それを理解しながら生きる、っていうのは、些か辛過ぎるんでないか。

それを考えると、艦長自身にも終わりがある、っていうのは救いだったのかも。

自宅に戻れないまま、残りの人生をずっと生きるのは辛いだろうから。

 

ホームズがあそこで家族と一緒に逝くことを選んだのも、

モイラが水平線を眺めながら逝ったのも、

艦長が潜水艦と共に逝ったのも。

みんな、何も特別じゃないことなんだろうな。

彼らにとってそうするのが、ごく当たり前で、自然なことだった。

それはとても真摯で、素晴らしいことなんだと思う。

 

できることなら、こうありたいよ、自分が死ぬ時も。

 

なんか最後まで読み終えてみると、我ながら数日前の日記のタイトルはなかなか的を射ていたような気がするな。。

さて心機一転、明日からはもう1冊のSF小説を読んでいくぞ〜