『巨人たちの星』読了しました(という報告

ちゅーわけで…読了直後のハイな今…

三部作の感想を書き殴っていこうと思いますんで…ひとつヨロシク…(ハァハァ

感想と言うよりはもう…何と言うか…思いのタケをぶつけたい…(ハァハァ

三部作走り抜いたんで…ガンガンネタバレ書いてくんで…

大事なことなのでもっかい言うけど、本当にネタバレするからね…

三部作未読の方がこのネタバレを読んだら二度と新鮮な気持ちで作品を楽しめなくなるからね、それが嫌な人はちゃんと回避してくださいね…

 

 

 

 

もうね、アレだ。真っ先に出てくるのはこの一言、

 

おめでと〜〜〜〜〜〜!!!!!(感涙

 

が最初に来るよね。当然そうですよね。

もう涙無しにはこの三部作のフィナーレを迎えられなかった。。

考えてみりゃあ、のっけの第一作のプロローグから泣いてんだよ。

最高か?俺は最高だと思う。

いやでも、今回の『巨人たちの星』でブワーーーーーーーーーッて来たのはさ、

やっぱコリエルの所だよね…!!!!

自分、もう第一作からコリエルに夢中なんですわ。

は??こいつくっっっそ格好良すぎるんだが????

ってのっけからキレ気味で夢中になってましたわ。

第一作の最後で彼の名前が出てきた所で情緒がぶち壊されましたわ。

まあ、その瞬間にこの三部作沼にぶち落とされたと言って過言ではない。

 

ただ、最初から巨人って書かれてたからさ…

自分、今作読むまでずっとコリエルのことガニメアンだと思ってたの…(恥ズカ死

一部のガニメアンはミネルヴァに留まって、セリアンと仲良くしてたのかなって…まあ、ちゃんと話を理解してればガニメアンはそういう種族ちゃうやんって判断できたんだろうけど…だって巨人って書いてるから…

 

でもその推しのコリエルの、あの後のことが書かれててさ…

込み上げるものを堪えられなかったよね…

あの月の地獄を読んだ後でさ…途中で離脱した中にも生き残った人達がいたんだね…!良かったね…!!(感涙)でもその中にチャーリーはいないと思うと毎度情緒がぶち壊れるよチクショウ!!!!!!!

 

まあ、その前に天を仰いだのはやっぱしシャピアロン号との再会だけどね??

あ、こーゆー演出しちゃう?第二作でもう永遠の別れかと思われるような、シャピアロン号にとっては絶望的とも取れる旅立ちかーらーのー?(まあ、伏線はちゃんと、明確に、ばちこりと書かれていましたけれども)いきなり★救出大作戦とか。

最高すぎんか?????

テンション上がるに決まってるんだが????泣くぞ?????(※泣いた

なんちゅーか、本当に演出が…話の持っていき方が巧い…

地球人に対して不信を隠さないテューリアンにギスッてた所へ登場するガニメアンの頼もしさというか安心感ってったら無いよね…!

 

どこかで「ホーガン氏の小説は安心して読める」的なコメントを見かけたけど、

本当にその通りで個人的にはとても有難かったです。。

最後の怒涛の展開も、もう何も心配いらねぇな!!!!って感じで読み進めることができましたわ。ジャイスターとシャピアロン号、そして地球が共同でジェヴレンを追い詰めていくのは熱かった…!!……!!!

 

そして閉じる物語の中の数々の円環と、輪廻の中に閉じられた"時環牢"。

この日本語訳当てたのすごいなと思いますわ。これ原語だと何て書かれてたんだろ。原語版を読みたい気もするけど、絶対天文学と物理学用語理解できねぇわ。。

ダンチェッカー先生の演説だけは理解できる自信がある(笑

ハント先生のはムリですねぇ!!

 

振り返ってみると、これぞ三部作、って感じの作品でしたね。

この三作が無ければ物語は完結しない、ていうか(続編あるけど

各作品が各作品を補い合って完成する、この構成は本当に見事だと思う。

あとはザ・SF!!

正直「パンチ効きすぎてないか???」ってなくらいSFですな。

人類の歴史改変もいい所だと思いますはい。未だかつてこんなスケールで地球と人類の歴史を書き変えた小説を読んだことがなかったですワタクシ。

大体のSF話だって、一応人類は地球で発生してると思う、うん。

え!?地球人って地球で自然発生したんじゃなかったんだ?!!

という驚きはだいぶ新鮮でしたよ、うん。(※洗脳済

 

五万年前の月戦争から始まり、二千五百万年前からのタイムスリップが過去と現在を繋ぎ、そして銀河系の危機を回避して物語の完結に至った今、

人類はここに華々しく開幕宣言をするわけだ。

星を継ぐものとして。

 

 

……って、それなんて最っ高のロマンなんでしょ!!!!!!!???